宅配とフラペチーノと私

本日の予定はサロンと宅配の受け取り。
予約時間は午後5時。宅配の受け取りは一番遅いので7時~に設定。サロンから帰って十分間に合う素晴らしいタイムスケジュール。
サロンまでの時間ね、4時に出りゃ間に合うし、ちょっと横に…

YouTubeを見ながらうとうと。
一度目を覚ましたのが3時17分。
あ~そろそろ準備したいけど、もうちょっと…

はい、これが間違いですね。
私の人生の選択肢大体間違い。

次の起床は4時17分。

きっちり、1時間も寝てんじゃねーよ!!
「っべー!絶対に間に合わない!!」
起き抜けで、そのままカバンに財布とスマホをぶちこんで車に乗る。
休日の夕方。
みなさんレジャー帰りですか?こう言う時に限って車多いんだよ…

焦ったところで車の台数は減るはずもなく、大人しくサロンに電話。

「あの…渋滞が酷くて…遅れます…」

出ーーーー!!寝坊不出環境責任転嫁奴ーーーー!!

「えんがわさんの予約で今日は終わりなので大丈夫ですよ!」

うわ…罪悪感増す…
サロンのお姉さんごめんなさい…
私が遅刻してる間の光熱費人件費マジでごめんなさい…

こう言う日に限って信号多めに引っ掛かるのなんで。
多分焦りから来る心理作用で通常と変わらないんだろうけど。

なんとか10分の遅刻にとどめて、到着。だが、現地は雨。
飛び出してきたもんだから傘なんてねぇよ。
アウターのフードを被り走ったよね。

小綺麗なサロンに肩で息をする化粧剥がれかけのアウターびしょ濡れ女が現れた!
申し訳なさそうにこちらを見ている!!

▼処す
 処さない

多分画面こう出てたと思う。

「えんがわさん!大丈夫ですか!?」

サロンのお姉さん処すどころかタオル持ってきて拭いてくれるの…
優しい…寝坊して遅刻したのに…ごめんなさい…

「休日なのに混んでたんですね!事故ですかね~?」

「ど、どうなんですかね…」

私の目は完全に泳いでたよね。ばしゃばしゃと。多分クロールくらいの勢いあった。

施術中雑談してもらえるんだけど
いきなり団子のいきなりの由来を教えてもらった。
なんの会話?って思うだろうけど、そこはプライバシーなんで。ごめんなさいね。

由来は自力で調べて下さい。

さて、この時点での宅配の約束ですが、1ミリも頭に存在してません。いきなり団子のせいです。(嘘)

忘却の彼方に消し飛ばされた宅配ですが、普通に帰っていれば全然間に合った。余裕で受け取れた。
ところが

(そういえば、明日知人が開業するのに手ぶらはいかんよな。なんかお茶でも買っていくか。)

突然買い物へ繰り出したのだ。
あまり親しくもない知人の開業祝いを突然思い付くアホです。

もうね、顔見知り程度だから好きなものも知らない。

お菓子作りが趣味と言うことしかしらない。

お茶
マナー講師の先生にクレーマーにはとりあえず、緑茶出しとけば無難
と言うアドバイスを頂いていたのでお茶を探す。

意外とお茶ないんですね…
忙しくされるだろうから急須とかお茶パックが必要とかはめんどうだから紅茶のパックになってるのが理想だがなかなか見つからない。お~いお茶で手を打つ…?いや、それなら手ぶらがいいだろ。

なんかないか、なんかないか

未来の猫型ロボット同様右往左往。
行ったり来たり。

最終的にカルディの紅茶とスタバのスティックコーヒーに落ち着く訳ですよ。

なんかこう、スタバあげとけばいいって言う風習ないですか?
俄然TULLY'S派なんですけど。

スタバでコーヒー購入と久しぶりにフラペチーノ飲んでいい女アピしてやろうと列に並ぶ。

この時点で7時。ご臨終です。だが、まだ慌てる時間ではない。だって、7時からだもの。振り幅あるもんね。だが、宅配の事は頭にありません。

この時間に来てと指定しておいて不在と言う重罪を犯しながらアフォガードフラペチーノを注文。
何を思ったか
「いちばんおおきいのください!」
ベンティです。知ってますよ。べ…別に読めなかったんじゃないんだからね!!!

私がスタバに、足を踏み入れた時は閑古鳥が鳴きそうで鳴かない感じの客入りだったのにカウンターでドリンク待ちしてる間に列がやべぇくらい延びてて
「え…私の注文そんなもたついてた…?」と不安になりつつかわいいお姉さんがドリンク作る様子を見守る。
つい見ちゃうよね…スタバにバイト応募したら落ちました。
わかってる。何も言うな…頼む…

「お待ちのお客様~」

え…?待って…?
アフォガードフラペチーノとは初対面。でも、なんかこう、
見慣れない感じする…


なんか出てない?
ストロー刺すとこからなんか出てない?
出てるお前は誰なんやと。

そして、ベンティを凌駕するほどミチミチに注がれている。

蓋がいびつに波打ってる…
閉まってるけど閉まってない風で
え?閉まってますけど?みたいな顔してる蓋。

サービスなの…?忙殺されすぎてもうワケわかんない感じになっちゃったの…?
でも、どうぞ!って言われたから
オーケー
キュートな君がそう言うならこの蓋は閉まってるって事だろ?

と蓋が閉まってる風で尚且つなんか出てるドリンクを手に颯爽と退店。

だが、違和感拭えず車で写真撮ったわ。
ちょっと君たちこれは閉まってるか閉まってないかジャッジしてくれ。
ちなみに、ミチミチにつまってるからドリンクフォルダに差した時点でエアコンの吹き出し口にちょっとこぼれたし、
ストロー使ったのに服にもこぼれたよね。

いつもの習慣でポストを開けると、そこには、一枚の紙切れ。

「 ご 不 在 の 為 荷 物 を 持 ち 帰 り ま し た 」

あっっっっ!!!ようやく思い出した私。
配送業界は人手不足で大変なのに…ごめんなさい…

そうか…あのはみ出し閉まってないフラペチーノは
宅配の存在を忘れて帰宅しない私への罰だったのだ。

気が付いた時はもう遅い。
今日の選択肢の間違いは寄り道をしたから。
ちょっとセーブポイントまで戻らせてくれ…頼む…

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