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RUN!の講義でテーマとされた「問いかけの作法」を読んでみた

EngagementRUN!に2021年10月から参加している立野です。
2022年4月にEngagementRUN!の特集講座で「問いかけの作法 深める編」に参加したのですが、実際の参考にされた書籍「問いかけの作法」は読んでいませんでした。読もうと思って失念しており、土日で読んだ次第です。

下記は、勝手な個人的なレビューですが、速読できる内容でした!

わかったつもりが生み出す、上司と部下のすれ違いってよくありますよね・・・。いろんな会社の「あるある」かと。

書籍の中でも・・・上司は、「うちのエンジニアは頭が堅い、発想力が低い」と言い、部下は、「うちの上司は最近の技術に疎いし、頭も堅いから、アイデアを出しても聞いてくれない」と言う・・・よくある話。
そう、お互いに「頭が堅い」と決めつけている。上司も部下も、わかったつもりで本質は分かり合えていない。

なにか、「前提」がずれたまま関係性が凝り固まった状態というのが、様々な組織、例えば、当社の中にもよくあるのかもしれない・・・。

そういう中において、チームのポテンシャルを左右する、「こだわり」と、「囚われ」に焦点をあててみると、「こだわり」を見つけて育てていくことと、「囚われ」を疑い問い直すことの両方の循環によりチームや組織のポテンシャルが発揮できるのではないかと、この本は問いかけています。

個人的に、一番響いた内容だけをピックアップします。

「深掘りモード」の問いかけ(あえて空気を読まない質問、哲学的な価値観への質問)で、根底にある「こだわり」に向けること、「揺さぶりモード」の問いかけ(言い換え質問、仮定的な問い、固定観念への疑い)で、凝り固まった「囚われ」に向けることで、よりよきチーム、組織になれると!

つまり、お互いの「囚われ」(前提・ビリーフと言ってもいいかな・・・)をなくし、「こだわり」の違いをチームを豊かにする個性として認め合い、対話を通して深くわかり合うことが必要だと。
チームとしての「こだわり」が、意味ある目的に通じていくと。

著者の会社、ミミグリさんのファシリテーションなどについては、非常に興味深いものがありますねーーーーー。

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