英語のスペルを正確に伝える方法(phonetic alphabet tables)
ビジネス英語コーチのジョーです。
あなたは、「英語のスペル」を話し相手に伝える時に困ったことはありませんでしたか?
私はカナダに住んでいた時に、色々な手続きで電話で私の名前を伝える事がありましたが、名字の「マツオカ」と言っても、ほぼ通じません。カナダ人にとって外人である日本人の名前は難しいようです。
日本語の音節(シラブル)は、子音+母音の組み合わせが基本になっているのに対し、英語の音節は子音+母音+子音が基本です。
子音+母音の組み合わせが多い「MATSUOKA」をスペルだけを伝えても上手く伝わらない。。。
本当に困りました。
そんな時に、アルファベットを正確に伝えるための「phonetic alphabet table」と言うものがあることを知りました。
※上の画像をクリックすれば、PDFファイルがダウンロードできますので、よろしかったらお使いください。
「phonetic alphabet table」は、A~ZまでのLetter(アルファベット)を、それぞれphonetic letterと呼ばれる単語に組み合わせたものです。
「phonetic alphabet table」は世界中にいろいろありますが、北米で有名なのは、「NATO」と「Wester Union」です。
「NATO」は日本でもおなじみの北大西洋条約機構ですね。日本では「ナトー」と読まれますが、英語読みでは「ネイトウ」という感じになります。
「Wester Union」はアメリカの金融・通信会社で、電話で送金が出来ます。送金先の名前が間違っていると大変ですので、スペルは正確に伝える必要があります。
私のランニング仲間がボストンマラソンに行った時に、飛行機内で財布を失くして困っていたので、バンクーバーのWester Unionからボストンにいたその方宛にお金を送ったことがあります。この話は、後日改めて記事にしますね。
このテーブルの使い方は、MATSUOKAのMなら「M for Mike」もしくは「M as in Mike」のように、「for」か「as in」を使って伝えればOKです。
例えば、佐藤さんの場合は、S for Sierra, A for Alpha, T for Tango, O for Oscar で伝わります。
このテーブルを自由に使えるようになるには、まず、あなたの名前で練習します。次に、家族・友人・仕事関係など頻繁に話す人の名前で練習します。「phonetic alphabet table」を使って名前をスペルアウトする際に、その人の顔や声をイメージすると、より早く使えるようになりますよ。
話す側と聞く側がこのテーブルをよく知っている場合は、「for」や「as in」を省略して、phonetic letterだけで伝える事も出来ます。
MATSUOKAなら
Mike, Alpha, Tango, Sierra, Uniform, Oscar, Kilo, Alpha
になります。これなら早く伝えられますね。
あなたの名前ならどうですか?
一番大事な事は、正確に相手にスペルを伝える事です
ので、もし、聞く側が「NATO」や「Wester Union」のphonetic alphabet tableを知らない、慣れていない場合は、phonetic letterを変えた方が良い場合もあります。
例えば、T for Tangoの代わりに、T for Tokyoなどでも、正確に相手に伝わればOKです。
伝え方はあなた次第です!
「phonetic alphabet table」の使い方は、このまなびの総合サイト「ストアカ」で私が開催しているビジネス英語講座の中でお伝えしています。
私のストアカ教室ページはこちらからご覧いただけます。
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