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Open Bookshelf − 公開本棚

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「知識は主観的な解釈として顔の見える関係を通じて流通する」という仮説を実証するための個人的な実験です。詳細はこちらの記事を御覧ください→ https://note.com/enf…
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#リーダーシップ

リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま (光文社新書)

新卒で入った会社の創業社長でもあり、色々な局面でお世話になった方がいる。仕事の進め方であったり、仕事で大切にしている価値観は、この方のDNAを色濃く受け継いでいる。 この方のコーチだったのが、この本の著者の増田弥生さん。直接のご面識はないけど、当時、色んな方から増田さんのお話は伺った。 この本の言葉通り、自分自身が「自然体」を体現されていたらしい。いつか直接お目にかかってみたい。 * * * この本の中で、ものすごく影響された一節がある。 思えば、その日、私は「自分は

国をつくるという仕事(英治出版)

折に触れて読み返している一冊。そのたびに背筋が伸びる。 自分が「組織」について語るときは、無意識に「営利企業」のことを想定していることが多い。 比べるのもおこがましいが、「組織」を本当に作る/作り変えることに向き合うならば、それは「国」を1つ丸ごと作ることとも等しいくらいの覚悟・信念・熱量を持っていなければならない、と深く考えさせられた。 キングダムの中で「法とはその国や国民にこうあってほしいという"願い"である」というようなセリフがあった。感覚としては同じだ。 著者の