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今年も猛暑の予感!?北海道の新たな相棒「エアコン」

こんにちは、初夏の訪れを感じている電力会社の古田です。暑くもなく、寒くもない一番過ごしやすく、大好きな季節です。
しかも北海道では夏祭りシーズン! 2~3年ぶりに各所でお祭りが開催されており、活気が戻っているような気がしますね。昔のように目をキラキラさせてエアガン欲しさに屋台のくじを引くことはなくなりましたが、やはり露店が並ぶ姿はワクワクしますよね!

さて、本格的な夏を前にした北海道ですが、昨年の夏は北海道でも記録的な猛暑となりました。なんと2021年は北海道観測史上初15日間の猛暑日があったそうです。記録的な猛暑には様々な原因があるようですが、「夏も涼しい北海道」という時代も終わりをつげているのかもしれません。

そんな中来たるべく猛暑に備えエアコンの設置をお考えの方も多いのではないでしょうか?そこで今回は気になる「エアコンの電気代」についてお話していきます。

エアコンの電気代を確かめてみる

なんとなくある「エアコンは電気代が高い」というイメージ。実際どのくらいなのでしょうか。

確かめるには「期間消費電力」を確認してみましょう。期間消費電力とは年間を通じてエアコンを使った場合の一般的な平均消費電力のことです。この数値はカタログなどにも記載されており、〇〇〇kWh(キロワットアワー)と表記されています。この数値と電力会社の電力量料金を掛けると年間のエアコンの電気代がなんとな~く見えてきます。
例えば期間消費電力を650kWh、電力会社の電力量料金を27円/kWhとした場合、650×27=17550 つまり年間で17,550円くらい普通かかります、 ということがわかります。

期間消費電力量の他に「消費電力(W)」という数値もあるのですが、エアコンは運転中に消費電力が大きく変化してしまうため、「消費電力」からかかる電気代を確かめるのは私たち一般人には無理なようです。

カタログを見るときは「期間消費電力量」が小さいエアコンが省エネでお得、と覚えておきましょう。

北海道のエアコン事情

北海道では数年前まで「夏もエアコン不要説」が大半を占めていました。北海道の夏は湿度も低く、30℃を超える真夏日も片手で数えるほど…。窓を開けて扇風機を回せば乗り切れていたと思います。しかし、地球温暖化の影響か年々本州のような蒸し暑い夏になることが増えてきて、エアコンがないと家にいられない! なんて方も多いかと思います。実際新築のアパートなどでも最初からエアコンが標準設置されていることも多くなっています。
私もできるだけエアコン使わない派の人間でしたが、さすがに昨年はエアコンを使用しました…。少し負けた気分になりましたが、熱中症や寝不足になるよりは断然マシですよね(笑)

では、エアコンが必需品となりつつある北海道でのエアコン探しのポイントはどんなところにあるでしょうか? 解説していきます。

①畳数をチェック

エアコンは対応する広さに畳数の目安があります。性能に対し狭すぎる部屋で使用すると効きすぎてしまったり、逆に広すぎる部屋だと効きが遅かったり、電気代がかさんだり…。設置する部屋の大きさに合わせたものを選ぶことが大切です。
エアコンは冷房・暖房で目安となる畳数が異なりますが、冷房に比べ暖房の方がより大きなパワーが必要なため、暖房を使う人は暖房の対応畳数に合わせて購入するほうがいいですよ。

②寒冷地仕様を選ぶ

北海道では「寒冷地仕様エアコン」がオススメです。寒冷地仕様ではないエアコンでは寒さ、積雪の影響により室外機が動かなくなったり、実際に温風が出るまで時間がかかる、暖房の効きが悪いなど色々不都合が出てしまいます。
寒冷地仕様のエアコンであれば、すぐに温風で部屋を暖めることができたり、極寒の日でも問題なく作動してくれます。実際、十分なパワーのエアコンであればストーブに頼らなくても冬を乗り切れるお宅もあるそうですよ。備えあれば憂いなし。どうせ選ぶのであれば寒冷地仕様を選ぶことをお勧めします。

ちなみに寒冷地仕様エアコンの違いは何かというと、室外機にある熱交換器を大型化し多くの熱を取り込めるようにしたり、素早く冷媒を高温化するために性能の高いコンプレッサーを搭載したりといった暖房に特化した強化がされています。このほかにも内部のドレンパンに凍結防止ヒーターが付いていたり、稼働していない時でもファンが自動的に動き、雪が吹き込んでくるのを防いだり…とにかく厳しい冬でも問題なく働くための様々な工夫を満載しています。

つまりエアコンに暖房を求めない人にはまったく不要ですが、しっかり暖房として使いたいのであれば今の寒冷地仕様はだいぶおススメです。「エアコンじゃ暖房なんて無理」なんていうのは今や昔の話となっているんですよ。

室外機が雪で埋もれないような工夫も必要ですよ!

夏の節電術

最近のエアコンは確かに省エネですが、やはりほかの家電に比べると電気消費量が大きいものです。日本全国の夏の電気消費のピークは午後2時ごろですが、このピーク時の約半分がエアコンに使われているらしいです。
エアコンは我慢できないけど、少しでも節電したい!という方のために夏のエアコン節電術をお伝えします。

①日差しを遮る

まずは当たりまえですが、夏の日差しを防いで部屋の室温をあげない工夫をしましょう。遮光カーテンを使う、すだれを使うなど、シンプルですが効果的な対策です。
室温があがらなければエアコンの稼働が抑えられたり、設定温度を少し高めに設定しても快適に過ごすことができます。エアコンがせっかく部屋を冷やしても、同時にどんどん外から温めていてはエアコンも休まる暇がありませんよね。

②少しのお出かけならスイッチは切らずにそのまま!

エアコンの電気代でよく話題になるのが、こまめにON/OFFしたほうがいいのか、つけっぱなしがいいのか、ですよね。「30分くらいのお出かけ」「外気温と設定温度の差が大きい日中」はつけっぱなしの方がお得といわれています。エアコンは最初に室内温度を設定温度にするまでが一番電気代がかかります。日中の気温が高いときにこまめにON/OFFしてしまうと、ONされたエアコンは期待に応えようと設定温度までフルパワーで頑張ってしまうため電気代が多くかかってしまいます。エアコンは「自動運転」でじわじわと設定温度を保ってお使いいただくのが一番エコなんですね。


②エアコンの性能を落とさない

エアコンのフィルターをこまめに掃除し、室外機の送風口にはさえぎるようなものは置かないようにしましょう。あとは夏の暑い日は室外機の温度を下げ、冬の寒い日は室外機の温度を下げ過ぎないことも大切。夏は日よけをしたり水を掛けたり。冬は風よけ(送風口を塞がないように・・!)などももしかしたら効果があるかもしれません。
ちなみにフィルターは2週間に1回掃除したほうがいいそうです。これは自分にはなかなか難しそうですが…。


③空気を循環させましょう

サーキュレーター、扇風機を併用し、お部屋の空気を循環させるようにしましょう。冷たい空気は部屋の下部に滞留します。サーキュレーターなどで空気を循環させることでお部屋がまんべんなく冷やされ、冷房効率がアップします。


④最新型のエアコンにする

新しいエアコンに変えてみるの手かもしれません。最新エアコンは省エネ性能に優れており、10年前のエアコンと比べると12%も節電になると言われています。
※参考:2021年スマートライフおすすめBOOK

前述のカタログ数値の見方を参考に、買い替え時かな~とお考えの方やこの夏新しくエアコンを購入する予定の方は最新エアコンを買ってみてもいいかもしれませんよ。


⑤電力会社を切り替える

そうは言ってもエアコン買うのはお金がかかる・・。というわけで最後はお手軽かつ最大の節約術、「電力会社のお切替」です。もちろんコツコツ節電することも電気代節約につながりますが、限界があるのも事実。安い電力会社に切替えれば同じように電気を使っても安くなるというわけです。
エアコンが無いと夏は生活できない!でも今電気代高い!という人、
節電+電力会社の切替で快適でお得な夏を楽しみましょう!

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ぜひエネワンでんきへのお切替をご検討ください!


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