かわいそうな馬 〜馬の頭を蹴った騎手〜
競走馬の頭を蹴った騎手がいた。
二回も蹴った。
彼は「馬の頭を上げさせる」ために蹴ったと言い訳をした。
だが蹴ったことには変わりない。
このことは大問題となり連日テレビで報道された。
僕のおばあちゃんはテレビを観て「あんな頭のいい動物に、こんなかわいそうなこと……。見れないよ」と顔を伏せた。
けど、ちょっとまっておばあちゃん。
馬たち、毎日毎日もっとかわいそうなことをされていない?
賭け事のために走らせられ
ビシィッ! ピシッ! ビシャアァ!
鞭を振るわれる。
走れなくなると肉にされる。
屠殺の前に馬は涙を流す。
「おばあちゃん、馬はもっとひどいことされているよ」
競馬をさせている大元は、馬の頭を蹴った騎手を「除名処分」にした。
あたかも……あたかも彼だけが「かわいそうな事をした人間」ですと首を差し出すように。自分たちが「かわいそうな事をしている」というのがまるで無いように。
「おばあちゃん……きいて」
「おばあちゃん……本当の悪は……
※このあとの台詞ですが僕の頭では「言語化」ができませんでした。
なので 我こそは言語化できる
というNoteのユーザさま
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駿河倫太郎
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