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Enduro.J E mag(月額制・ISDEチャリティ)

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2019年8月の記事一覧

ISDEの話をしよう。 vol.17 オーストラリアを見に行く

80〜90年台にかけて、オーストラリアはオフロードバイク乗りにとって目指すべき土地だった。オーストラリアを旅していて出会い、そして夫婦になってしまった人がいたり、ツアーをやっていたり…ともかく、旅先、冒険先としてメジャーな存在だった。

エンデューロのレベルを底上げするための一考「AMAトップランカーがどうやって生まれるか」

エンデューロのレベルを底上げするための一考「AMAトップランカーがどうやって生まれるか」

日本の「広義の」エンデューロシーンは、この10年盛り上がっていると思う。参加台数は増えているだけでなく、新しい世代も増えている。なにもいま話題にあがりやすい10代、20代の飯塚翼や保坂修一のことだけを言っているのではなくて、実際JNCCの年代別グラフをみていると、なんだかんだいって30代が多いのだ。僕が業界に入った20年前、30代がやはりメインの層で、このままだと10年後にはみんなおじさんだ、と思

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ISDEの話をしよう。 vol.16 「朝のはなし」

ISDEの話をしよう。 vol.16 「朝のはなし」

今回から、数回にわたって朝のはなしをお届けする。ISDEは、毎朝ワークタイムが設けられているから、ここで作業をすることができるのだ。前日に、すべてが終わっていれば、次の日にやるべきことはなく、ワークタイムで何もしていないライダーも多い。

KTMが150EXC TPIを出したことには、とても大きな意味がある

欧州における、先行リリースにはびっくりさせられた。EXCは、SXより1年遅れて出てくるので、ある程度の予測はつくものだ。でも、150のTPI化は、想像していなかった。いや、もっと大事なのは…

世界の変なバイク「KTM1290エンデューロ」

世界の変なバイク「KTM1290エンデューロ」

アメリカ取材中で、いろいろと不自由かつ疲労がたまり、数日放置してしまったことをお詫びしたい。やはり海外取材中は、毎日アップはかなり困難だ。なにより、環境があるかどうかが難しい…し、海外取材中は当然予定を詰め込んでいるので時間もなかなかない。というわけで、今回もこんなネタで許して欲しい…。

ちょっとロレッタの話をさせてよ。 vol.2 轍を高速でまわる件

ちょっとロレッタの話をさせてよ。 vol.2 轍を高速でまわる件

轍を高速でまわる。これは、モトクロスやエンデューロにおける、近年の必須テーマだ。特に、全面に轍がつくロレッタリンにおいてはいかに、高速をだせる轍をつないでいけるか、がキーになるのだと理解している。