見出し画像

物語の表現方法とデバイスによる表現の制限について考えている話

はじめまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。
最近、色々な物語に触れることが多くて楽しくなっています。
私の趣味として、「物語を楽しむ」というのがあります。

小説、マンガ、Webtoon、ドラマ、映画、ゲームなど、物語に関するコンテンツがとても好きでよく観ています。最近だと「ゲーム・オブ・スローンズ」財閥家の息子」「ブルーアーカイブ」「BLUE GIANT」「花束みたいな恋をした」「女神の教室」とか観ています。ザ・雑食という感じです。

私は所謂「推し活動」とかキャラクターにハマる、みたいな経験があまりないのでその分、広く浅く色々な物語を楽しんでいる、という可処分時間の使い方をしていますね。

こんな感じでたくさん物語を楽しんでいるのですが、最近はWebtoon関連の仕事をしながら「物語を表現する媒体」って色々あるよな〜と思っています。

マンガ、小説あたりは馴染み深いのですが、ドラマやゲームなんかもそうですし、イラストや音楽そのものやCDにも物語が表現されていることって多いですよね。

自分はWebtoonも含めて、媒体によって取り扱うテーマやジャンルの得手不得手があるのだと感じています。

例えば、Webtoonは縦スクロールコンテンツという都合上、キャラクターの視点を切り替えにくい、キャラクターを複数出しにくい、みたいに言われることがあります。(これは表現の方法とターゲットの想定の双方が絡み合ってのことっぽいですが)これは、納得度が高いです。マンガは基本的に見開きですし、小さなコマや背景にキャラクターを溶け込ませることがしやすいと思いますし、複数の視点が入り混じることもままあります。
一方、Webtoonはそもそも横幅が狭いのでキャラクターをたくさんは描けないですし、主人公の視点に沿って話が進むことが多いのでやりづらさは確かにあるのかな〜と思います。マンガと比べて。

この点で、最近はノベルゲームについて考えることがあります。私はもともとノベルゲームが好きなのですが、最近ですと「FGO」や「ブルーアーカイブ」「ヘブンバーンズレッド」などスマホ用のノベルゲームでのヒットが目立っているように感じます。キャラクター人気も高く、二次創作も多い。ゲームとしてのセールスランキングも高いです。これは、物語×キャラクターがうまくユーザーにハマっているから成立しているんだろうなと思っています。

この辺りは横画面をうまく使ってキャラクターの掛け合いを表現していますが、「ウマ娘」なんかは縦画面の制限の中でキャラクターの深度を表現したり、うまく掛け合いをさせていますよね。

と、このように、表現そのものはWebtoonとゲームで全く違うのは事実ですが「スマートフォンデバイス」という限られた画面という制限があるということはどちらも同じなので何かヒントはないかな〜ということを考えています。(ビジネスモデルが違う!って言われたらそれはそう…)

採用情報

ピクシブで一緒に働いてくれる方を募集しています。特に、今熱気があるwebtoonの業界で制作とはちょっと違った、クリエイターの方々にアプローチをするような仕事になります。エンタメ業界、IT業界、マンガ好き、クリエイターの方などどなたでも大歓迎です!少しでも気になったらSNSのDMなどでもお気軽にお声がけください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?