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明日から『香織の試練 (2) 』を 始めます。

やっぱり連続掲載を途切らせたくなくて、お終いまで書き上げました!
推敲不足が気になりますが・・。

前号まで:母と姉の母校である清和女子学園に、正規の補欠以下の点数でやっと入学できた笹野香織は15歳。憧れの〈あじさい寮〉での、寮生活が始まる。中学時代の親友、野田圭子と「なんとかなる」と電話で励まし合いながら、落第を気にしつつ1学期を終える。

優秀だった母には〈母の出身校は秘密に〉〈ボーイ・フレンド禁止〉〈編み物禁止〉など5箇条の禁止事項を言い渡されていたが、1学期が終ってみると、すべてを破っていた。成績は最下位を続け、担任教師の指導や、寮のルームメイトの内山直子の助けで、わずかに上向くが、涙の日も多い。   寮を訪れたパイロットの父のアドバイスもあり、精一杯以上はむりと香織は 悟って、青春の今を楽しむことにする。

男子校との登山などを通じ、紆余曲折の末、スポーツ万能の結城昌治君と 親しくなる。夏休みは大阪の実家で過す香織を、彼は留学生のポールと共に訪ねてくれる。
ルームメイトの直子は、結城君宅に寄宿しているポールと、親密になる。

学長のミス・ニコルに香織の〈アジサイの花〉を編みこんだモチーフをほめられ、香織の編み物は、特技と認めてくださる。夏休みになるべく多く仕上げ、文化祭で売って、寄付金を集めるよう勧められる。

カリフォルニアに留学中の高2の志織姉が、香織よりも先に、親友の死の ショックで夏休みに帰国していた。姉は香織に教え、語り合い、馬術にうちこみ始める。9月初め、2人は上京して、香織は寮へ、姉はアメリカへ戻って行く。

★さて、どんな2学期になるのでしょうか?

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