8章-(1)6/26 観光バスでロンドン周遊
◆17名が、希望に応じて「4組」に分れた。
(1)吉松氏とロンドン市内観光バス
(2)勝手に市内観光バス
(3)グローブ座見学
(4)近くを散策派
● 私はO さんと「勝手に市内観光バス」に乗ることにして、まずリージェント公園内の「クィーンズ・ローズガーデン」を見た。ちょうどよい季節で、色とりどりのバラが咲き乱れていた。お花畑のような幾つもの花壇の周囲をぐるりと囲むように、バラの高い垣根がしつらえてあって、溢れるように、しなだれるように豪華な花の壁をなしていた。
● それから2人で地下鉄に乗り、ピカデリー・サーカスへ出た。これをやってみたかったのだ。吉松氏に切符を買って貰ってついて行くのではなく。 なにしろ「迷子にならなきゃ、旅じゃない」のだから。これも方向音痴派の開き直り術なのだが、切符を買うのも簡単すぎて、拍子抜けだった。
● 地下鉄の出口は、改札口を中心に円形になっていて、分かり易い。切符は自動販売機で、「adult / single / one way」(大人1枚・片道)を押し、アルファベット順に並んだ行き先を押せば、簡単に切符が出て来た。ウフフ、子どもだってできるわ!
●「ロンドン観光バス」の2階に上った。イヤホンをつければ、数カ国語を選ぶ事ができる。写真は O さんに任せることにして、私は日本語のイヤホンを聞きながら、メモしつつ、当たりを見まわし続けた。
●トラファルガー広場のネルソン像。
●ガス灯が最初についたカルバ通り。
● ヘンリー8世造営のセント・ジェームズ宮殿
● 紳士クラブ多く、女王ひとりのみ会員だが、女人禁制のセント・ジェームズ通り。
● シテイ→金融街。商人は免許が必要。無免許の商人の商品は、二束三文にすぎないと。
● 若者が行列している「ハードロック・カフェ」の傍も通る。
● ハイドパーク・コーナーには、1771年に建てられたウエリントン公爵の 邸宅あり、これがロンドン1番地。今は「ウエリントン博物舘」として一般公開されている。
● バッキンガム宮殿 → バッキンガム公爵が1762年にジョージ3世に、たったの21.000ポンドで売ったが、ウイリアム4世は気に入らず、ヴィクトリア女王時代から使われるようになった。
● ウエストミンスター寺院 → 1065年エドワード懺悔王が建て、葬られている。戴冠式はここで行われるが、エリザベス2世は4時間かかって無事すんだが、高熱の王や、王冠が逆さま向きになった王、外の歓声が反乱の時の声と間違えた王など、史上様々なエピソードがある。
● 国会議事堂 → 開会中は、屋上に旗が立つ。
● ビッグベンは、夜ライトアップされる。出来上がるまでに大変な手間がかかっていて、よそで造られ船で運ばれたが、鐘は一度目は割れ、作り直したが針が動かず、3度目に中を空洞にしてやっと動くようになった。
● ラムベス宮殿 → 赤煉瓦のカンタベリー司教の住まい。庭園があり、散歩姿の司教が時折見える。
● セント・トマス病院は、24時間対応している。
● ダウニング街10番地は首相官邸のある所。11番地が大蔵大臣のすまい。
● 近衛騎兵連隊司令部 → 鮮やかな赤の制服を着た兵隊が馬に乗っていた。 見物人大勢。
11時以後は馬に乗って帰れず、兵士は歩いて帰る。
● ナショナル・ギャラリー → 無料。2000点以上の絵(所蔵の半分)が展示されている。
● フリート・ストリート → 最も古い通りで印刷業が盛ん。1500年代からの新聞社もあり。
● ドクタージョンソン曰く:「ロンドンに飽きたということは、人生に飽きたということ」
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