2章-4 肉にジャム・パスタ弁当!
12:00きっかりにフレニコフ氏が現れた。窓辺にかけておいた洗濯物を、大あわてで洗面所にかくす。外は良い陽射しなのに、誰1人洗濯物を外に干している人はなく、みんなどうしているのだろう。ふしぎでならない。電気乾燥機を利用しているのだろうか。でも、他の電気製品の性能を見れば、ろくな乾燥機はではあるまい、と思える。それでも1年の半分以上が 気温低く、天候が悪いとすれば、乾燥機は必需品なのかもしれない。
フレニコフ氏には、土産として「梅酒・懐中時計」を幹彦から渡した。他にも扇子や