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弱くなりきれない僕達へ
どうも山ぱんだくんです。トイレに入ってると毎回のように先に出ていく人に電気を消されるんですけど、あの、えっと、そのぉ...。
さてさて、山ぱんだくんと月曜の理屈
第六十五回は「弱くなりきれない僕達へ」
第六十五回 弱くなりきれない僕達へ
心がしんどい時、どこか遠くに逃げて暫くボーッとしたい、何もしたくない、と思いながら次に休める日を探す。
そうやって休みを探す自分に、そういうとこやで、自分。と思う。エセ関西弁なのは許してほしい。
僕達は心がしんどくても朝起きて、人に迷惑をかけない程度に役割を果たす。空気を読んで適当な理由をつけて休み、人のいない深夜のTLに言葉をこぼしては朝にはなかったことにする。
世界は、そういう人たちが支えている。
病みツイートを連投して、急にバイトに行かなくなり、「もう休みたいから死ぬしかない」と恋人に繰り返し送り付ける程に弱かったら、良かったのに。
人に助けを求めるほどではない精神的不調を日々抱えながら布団に丸まり、風呂の中でお経を唱えてやり過ごす。この弱くなりきれない感情が1番厄介だ。
1人で温泉でも行くか〜〜と休める日を探していたらバイト先の店長から「この日出られない?」と聞かれた。店長の彼女であるバイトの女の子を暫く休ませるために人手が足りないらしい。頼んでもいないのに見せてくれた彼女からのLINEはまさに地獄絵図、死にたいと休みたいがゲシュタルト崩壊だった。
「いいっすよ」
温泉はまた今度にしよう。