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悩めるアジア 独立も近代化もしたいけれど

 まず字が読めない人間は人間では無いと言う考え方がありました。これは人類が文字を持ってから第2次世界大戦まで一般的な考え方でした。戦争終結当時世界の人口は20億で文字が読めるのは4億程度、アメリカでさえ名前が書ければたいしたモノでした。コロンブスがアメリカ大陸を発見した時には先住民達がいたのですがこの先住民達は文字を持っていなく石器時代と同じ程度でした。これを見たヨーロッパ人は文明が違い過ぎる。人間にしてやろうのが植民地支配です。そして世界で植民地になったほとんどの土地は馬が生息していない地域です。アメリカ大陸には馬が生息していなく熱帯地域では馬の伝染病がありました。馬がいないと車輪が発達しません。今でも頭の上に荷物のせて運んでいる人を見るでしょう。車輪がなく人力で物を運ぶには体重の三分の一が限界となり商工業は発達しにくくなります。商工業の発達には読み書きそろばんが必要ですが、産業も無いのに何故読み書きそろばんが必要なのとなります。自然の恵みで生きていけるのに・・・

 植民地になった地域でも王侯貴族は文字を使用していましたが字を読めない人間は土地に付いているもの付属物で同じ民族とは言え売り買いの対象で土地ごと白人の利益が欲しく渡しました。多民族な所では対立する民族を捕まえてを白人に売るのは一石二鳥の手段でした。つまり集団で白人に抵抗はほとんどありません。あったとしても一族だけで他民族との協同は言葉が通じない文字もないので白人に抵抗できず支配されました。1900年代に入っても生活様式は外国資本が入った地域以外は石器時代から中世で近代から取り残されていました。それでも植民地の民族の中にも近代教育を受け読み書きが出来る人間が増えてきました。そして独立と近代化の道を探しました。だが資本は無い。植民地の母国は植民地経済が無いと成り立たない為手放しはしない。読み書きを習う場所もない。組織より個人の利益を優先する習慣から抜け出せない。そこへ社会主義の考え方が入ってきました。富める者から奪って分配すれば良いのではないかと

次回は日韓併合 


 

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