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ベースボール型はスモールステップで

 3年生の外体育、キックベースが始まりました。野球のルールって、とても難しいですよね。それと同時に、ボールを狙ったところに強く蹴るのも難しいです。
 ベースボール型のスポーツは、スモールステップでルールを増やしながら、ゲームをしていき、気づいたら正規に近いルールで試合ができるようになっていた!という状態になるように単元づくりをすることが大切だと思っています。

<6段階で正規ルールに近づくステップ>


①ボールをねらったところに強くける練習(基礎練習、これは毎回)
②クリケットに近い、折り返すと点数がとれるゲーム
③2塁(塁にとどまらない形、塁ごとに点、集まってアウト)
④3塁(塁にとどまらない形、塁ごとに点、アウトゾーンでアウト)
⑤3塁(塁にとどまる、ホームベースで点、アウトゾーンでアウト)
⑥3塁(塁にとどまる、ホームベースで点、塁でアウト)

 ランナーが塁にとどまる形になるところ④→⑤のハードルがとても高いです。1塁を踏んだだけでは点が入らないというのが子どもにとっての理解が難しい。そして、守備の様子を見ながら進塁するかどうかを判断するというのがとても難しい。ここは説明を丁寧にする以外にどんなゲームをしたら子どもたちにとって理解しやすいか、考えています。

 以上、エンチャントでした。

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