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減!一斉授業。#144

 教科や単元によりますが、単元の中で、すべての授業の形式が、一斉授業である場合、危機感をもった方がいいと思います。
(これは自戒でもあります。)
 教師にとってやり慣れた、やりやすい一斉授業。
 A児にとっては退屈で、C児にとっては苦痛なことが多い一斉授業。
 少しずつ減らしていきます!(自戒)

  • 変化がこわい?

  • やり方が分からない?

  • 一斉授業のデメリットを理解できていない?

  • 勉強不足?

  • 思考停止している?

  • うちのクラスには無理、と思っている?

 テーマにもよると思いますが、今、研究授業を行う場合、すべてを一斉授業の形式にするのってどうなんでしょう?今までやり尽くしてきた一斉の形ではなく、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を目指したものにするべきだと思ってしまうのですが。せめて、その単元の中で、本時がたまたま一斉授業の形式ならまだ分かるのですが、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を目指した取り組みが一切入っていない単元計画だった場合、「ん?」と思ってしまいます。

「いきなりは難しい。」
「ベースがないと難しい。」
といいますが、2学期は、もうそのベースができている段階だと思います。

「クラスが落ち着かないから難しい。」
「児童の実態的に難しい」
そういうクラスに一斉形式の授業にする方が難しく、実態に合っていないと思います。
学力の差があるクラスにこそ、一斉は向きませんよね。


具体的には、すごく簡単に書くと、

まずは一斉授業で「学び方」を教えていきます。

子どもたちに「学び方」が身に付いてきたら、

少しずつ、学びを子どもたちに渡していきます。

まずは「選ぶ」ことから。

算数の単元末の1時間などは、どの学年でもできると思います。

自分の課題を踏まえて、「内容」と「学び方」を選びます。

<内容>

・網羅的なプリントをやる子

・特に苦手な内容についてのプリントをやる子

・スタサプ動画を見る子

・教科書の「たしかめよう」をやる子

<学び方>

・先生に教わる子

・友達と学ぶ子

・一人で学ぶ子



 すべての授業の在り方を見直し、これ本当に一斉でやる価値がある?と自問したいです。今までの自分の授業を仕方を見直し、アップデートしていきます。まずは小さい一歩から。

 以上、エンチャントでした!


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