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アレクサンダー・テクニークって、一体なんでしょう?

#アレクサンダーテクニーク #シンキングワーク

アレクサンダー・テクニークとは、なんでしょうか?

「無駄な動きを抑制する」

「古い習慣を手放す」・・・

アレクサンダー・テクニークを学んでいる人にはわかっても、

そうでない人にはわからないですよね。

アレクサンダー・テクニーク教師の石井ゆりこさんが、

執筆された本の中に、わかりやすく説明してあります。

19世紀末のオーストラリア人で俳優だった

フレデリック・マサイアス・アレクサンダー氏

(Frederick Matthias Alexander)は、

舞台に上がると声が出なくなる、という症状に悩まされ、

医師のアドバイスを求めたり、試行錯誤した後、

自分自身が、舞台という刺激に反応して

気づかず何かをやっていることが、問題の原因なのだと気づき、

それをどうしたらやめられるかを、自分を観察しながら探究しました。

自分自身を実験台とした、長年の研究ののち、心身全体を1つのものと見て、

「抑制」と「方向性」の原理を使ってやめていく方法を発見しました。

そして、自身が再び声が出るようになって、健康を取り戻した後、

手で触れて一緒に動くことと、言葉を使って他の人にも教え始めました。


私は、

「何かの刺激(物を落とす、人前で話すなど)に反応することをやめる」と

理解しています。

「やめる」といっても「我慢する」のではありません。

物を落とす・人前で話すことなどは、

どうしても身体がこわばり・心に余裕がなくなります。

そうなることが悪いのではなく、刺激に対して

身体がこわばり・心に余裕がなくなっても、それが短い時間であり、

次の行動に影響が少なくなること、と理解しています。

「刺激に全く反応しないこと」ではなく、

「刺激に反応しても、その刺激に振り回されないこと」ではないかな、

と考えています。

染み付いた古い習慣を手放すことは、私にとっては不可能です。

はっきりと「持っている習慣は完全に手放せない」とも言われました。

「完全に手放せない」と気づくことができれば、

心身の余分な緊張はなくなっていくと思っています。

以上が私なりの「アレクサンダー・テクニーク」の説明です。

日本アレクサンダー・テクニーク協会にも、

アレクサンダー・テクニークとは何かが、

詳しく説明してあります。


ブログも合わせてどうぞ。

湧活塾ーアレクサンダー・テクニーク教師への道

アレクサンダー・テクニーク受講料にします。 教師になったら、ワークをして差し上げたい人がたくさんいます!