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私がアレクサンダー・テクニークに魅せられた4つの理由。

#アレクサンダーテクニーク #シンキングワーク

看護教員時代、看護技術にアレクサンダー・テクニークの要素が必要と考えて、

キャリアアップのために関わり始めました。

なぜ私がアレクサンダー・テクニークの教師になりたいと決心するまで

魅せられたのか、お伝えしますね。

1.おびやかされない

 トレーニングやクラス自体の雰囲気が落ち着いているのです。

多少の遅刻しても、「減点!」「時間厳守!」などと言われません。

厳しいアドバイスがありますが、それは納得できるもの。

人格否定をされるわけではありません。

「おびやかされない」と言うのは、環境だけではなく、

その場の人の態度や雰囲気のことも含めるのだな、と思いました。

以前学んでいたボディワークは

(アレクサンダー・テクニークは「シンキング・ワーク」です)、

トレーニング中に講師がヒステリックに怒鳴る、

受講生の動作をついて回ってみて監視する、

受講生の動きを笑い者にするなど、

今考えると「おびやかされた環境」でトレーニングしていました。

アレクサンダー・テクニークのトレーニング・レッスン・ワークショップでは、

全くそのようなことがありません。

2.動きがゆっくり

もともと運動が苦手で、エアロビのような激しい動きについていけないのです。

ジムに通っていた頃、ヨガのクラスに参加して、

「これなら私でもできる!」と嬉しかったのを覚えています。

ヨガ講師が「無理にポーズを取ろうとしないで、

膝が曲がっても手が届かなくても、それでいいから」と、

ポーズが決まらなくても大丈夫という方針の方でした。

完成形のポーズが取れなくても、それに近いポーズが取れればいい、

ポーズを取るのが目的ではない、ともおっしゃってました。

 アレクサンダー・テクニークは、激しく動くことはありません。

自分の身体と対話しながら、

レッスンが進んでいく、この時間が私の心身に馴染むと感じました。

3.強制をしない。

 ボディワークの講師は「警察」になりがちです。歩き方が悪い・

座り方が悪い・姿勢(立ち方)が悪い…

他人を見るとチェックに余念がない方が多いです。

そして「私があなたの悪い習慣を直して差し上げましょう」と

言わんばかりの態度をとります。

それを拒むと「だからあなたの腰痛は・膝の痛みは・足のタコは治らない」と

いいきります。

「親の動きを習って子どもが動きを覚えるから、

親が正しい動き方をしないと子どもの動きに悪い影響がある」ともいいます。

脅して相手の動きを修正するのは、動きの改善にはなりません。

「〜に言われたから」というのは、一番身体になじまないのです。

アレクサンダー・テクニークは、古い習慣と新しい動きの間を

いったりきたりできます。

古い習慣を全く捨て去りなさいとは言いません。

もしアレクサンダー・テクニークのワークがなじまなければ、

無理強いはしません。

4.自分の立て直し方がわかる

 ブルース・ファートマンさんのワークショップで、

「怒られたり怒鳴られたりした時、身体と心が小さくなるけど、

その後いつも通りに戻してね。小さくなることは悪いことじゃないけど、

小さいままでは身体も心も硬くなって怖い思いが続くから」と

お話がありました。

おびえるな・負けるな・逃げろは、よく聞きますが、

「小さくなっても元に戻してね」と言われたのは初めてでした。

生活をしていれば、嫌な思い・怖い思いをするのは避けられません。

そう言う場面になった時、自分の自然な反応

(小さくなる・身体が硬くなる・気持ちがフリーズするなど)に気づいて、

立て直すことができれば、おびえて生活することはありません。

以前のボディワークに復讐するつもりか自分に問いましたが、

私の古い習慣で疲れたり消耗するのが嫌だったと、

素直に答えが出てきたので、

安心しています。

様々な人に出会い、体験をフィードバックする、

アレクサンダー・テクニークのトレーニングを楽しんでいます。

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湧活塾ーアレクサンダー・テクニーク教師への道


アレクサンダー・テクニーク受講料にします。 教師になったら、ワークをして差し上げたい人がたくさんいます!