common ash セイヨウトネリコ
ペーパークラフト(or紙好き)のための雑誌「flow magazine」を時々入手するのですが、その雑誌についてくるクラフト作りのためのカードや色紙、イラスト画などを見るたびにずっと何かで使えないかな?と考えていました。今回ボタニカルがテーマということで、グリーンのイメージの特集の号を使おうと思い、付録的についていたポストカードで額装してみることにしました。
選んだのはCommon Ashと書かれたカード。Common Ashとはツタウルシのことらしく、横にヒキガエル(英語でtoad。frogになるとアマガエルの意)の絵とちょっと気持ち悪いですがカエルの卵が描かれているのがキモかわいいというか意外性があっておもしろいなと思ったからです。王道のボタニカルというイメージから少し外して変わり種の作品を作ろうという趣旨にも合いますしね。
テクニックはビゾー・テアトルという技法を選びました。劇場風の柱が交差する立体的な技法です。奥行きがでるのと立体感がでるので、カードのダークなイメージをちょっとシックな感じに抑えることができるかなと思って。サイズ的にも悪くない感じに仕上がったと思います。
このflow magazineにはほかにも使いたくなるような素材がたくさん入っているので、機会があったらまた取り出してきて作品を作ってみたいと思います。
ペーパーラバーズのための雑誌「flow」。カードやイラスト、ポスター、ラッピングペーパーなどで紙面が構成されています。
ビゾー・テアトルの技法の土台を作っているところ。スチレンボードや厚紙を重ねて高さを作っていきます。
一番表の面にあたるパッスパルトゥ部分に色紙を貼って裏側の処理をしているところです。
パッスパルトゥ部分の色を合わせてみる。上を薄い緑にして、カードの周りを覆う部分に濃いグリーンを配置。
ビゾーの紙をカットしていきます。幅広のビゾーのため大きめに。
土台にビゾーの色紙を貼っていきます。しっかりと乾かすために長めにプレスします。
ビゾー・テアトル部分の組み合わせるとこんな感じに。高さがあり、奥行きと立体感がでます。
パッスパルトゥを合わせて、仕上げの作業をしたら完成!
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