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煩悩(ぼんのう)とは 感受して貪・瞋・痴(とんじんち)の三毒(さんどく)がでる 煩悩の止め方 煩悩が108のお経「多受経」(たじゅきょう)

煩悩とは?

煩悩(ぼんのう)とは、

感受(かんじゅ)して三毒(さんどく)が生まれてきます。

煩悩は自分が感受(漢訳で「受」)したことを、

「快」・「不快」・「どちらでもない」のどれかで判断して、

その判断したものが、「煩悩の根本」の三毒(さんどく)となります。

三毒を見てみましょう。

三毒とは?

三毒(さんどく)は貪瞋痴(とんじんち)とも呼ばれます。

感受して「快」・「不快」・「どちらでもない」のどれかで判断すると

・貪欲(とんよく・むさぼる気持ち)
・瞋恚(しんに・怒る気持ち)
・愚痴(ぐち・真理に暗いこと)

が生まれます。

煩悩の三毒は漢訳で「愛」で表現されます。

感受する「受」は諸法無我の五蘊のひとつの「受」です。

五蘊(ごうん)とは、

・色(シキ・からだの肉体)
・受(ジュ・感受するこころの作用)「感じるこころ」
・想(ソウ・思い浮かべる心理作用)「想うこころ」
・行(ギョウ・形成しようとする意識)「行うこころ」
・識(シキ・判断する識別する心理作用)「判断するこころ」

煩悩は自分が感受したことで発生してくることを

ブッダは教えてくれています。

煩悩の止め方も見てみましょう。

煩悩(ぼんのう)の止め方

瞑想をすることで感受した気持ちを止めて消していくことができます。

日常生活を送る、欲界で自分の身体で感受して、欲に支配された日常の生活から、瞑想で感受して発生した、自分の心の中の煩悩(ぼんのう)を少しづつ心の中から消えてなくしていくことができます。


煩悩がなくなるということは、自分が認識して受け止めた、感受した物事にたいする考え方や心理作用の反応を止めていき、その感受を消して滅していくことができます。

こちらの図解のほうでもわかりやすく説明しております。

参考ください。


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