「障害者」になりたい

見出し見ただけで批判されそうだが
書いてある通り、私は障害者になりたい。

私は中学1年、7年前から関節リウマチを
患っている。
中学生では薬と触診のみの治療であったが、
高校生では+点滴治療が開始された。
現在、大学生だが公欠が取れないため
点滴が自己注射に変わった。

私が「障害者」になりたい理由として

・健常者に見られることが嫌
・健常者と障害者の中途半端が嫌
・苦しんでいることを知ってほしい

ということが上げられる。
これを見ただけの人には「何を甘えたことを言っているのだろう」と感じられると思う。
この場所だけでは伝えられない、自身の口語でしか伝えられない思いがあるのだが
上手く言葉にできないのがもどかしい。

私の病気は大体の人が血液検査をすれば
症状が悪化しているか、などわかる。
しかし私は血液検査をしても常に正常値のため
どんなに通院日に痛くても数値に出ない。
痛い、痛い、と言っても身内にも医者にも
なかなか信じてもらえないのである。

そのため、お医者さんには「もうすぐ治る」
「正常値だから大丈夫だ」と言われるが
ここ数年で私の右手首は骨が固まってしまい
曲げられなくなってしまった。
ペットボトルの蓋も右手では開けられない。

また、どうしたって健常者にはなれない。
だって右手が上手く使えない。

このような状態なのに「日常生活に支障が起きていないならば大丈夫である」と言われる。
支障が起きているのが「障害者」ならば
起きていない私は中途半端であろう。

それが嫌、なのだ。

また、関節リウマチでは痛みがある際に
腫れるらしい。
「らしい」というのは私は患ってから
1回も腫れたことがないためわからないからだ。

血液検査が常に正常値、腫れもしない
痛みがあると言っても信じて貰えない、
信じてもらう証拠がない
嘘を言っているかもしれない

痛みがある、と言って「本当に?」と
医者に言われたことがある。
言われた側は覚えている。
とてもとても、苦しいものだ。
嘘を言ってプラスなことがあるのだろうか


はぁ、検査結果が出る、障害者になりたい。

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