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星降る峡谷(FF7)のピアノをアップした制作秘話【初・note!】

こんばんは。いや、はじめまして。
趣味でゲーム曲のピアノアレンジやDTMなどをやっており、Twitterでは書ききれない想いなどが毎回溢れているので、それをこれからはnoteに文字として残していきたいと思います。
(note書くの初めてでドキドキ。これから慣れていきます!)

今回はこのFinal Fantasy VIIの曲『星降る峡谷』について。

懐かしみがすごい

収録されているゲームのリメイク作、Final Fantasy VII Remakeが発売されて話題になっていますが、わたしはこの間クリアしました!
ミッドガル脱出までのお話ではありましたが、レッドXIIIはギリギリ出てきます。
そこで少しだけ彼のテーマの星降る峡谷のアレンジ曲が流れるわけです。それはそれは懐かしさが爆発です。

原作では彼の故郷であるコスモキャニオンで流れるBGMですが、今回のストーリーはそこまで辿りつきませんので、今作で初めてFF7に触れる方にとってはあまり目立たない楽曲かと思います。
実を言えばわたしも原曲で件の曲を好きになったかと言われると少し回答に困ります。・・・が、まだ学生だった頃に買ったこの楽譜を見て心奪われました。

ピアノコレクションズの編曲が素敵すぎる

もちろん他の曲も素敵で、ここに収録される闘う者達なんかはアドベントチルドレン(FF7AC)という映像作品の中にも使われていました。
その中でわたしが一番釘付けになったのがこの『星降る峡谷』でした。

和音が連続した旋律がすごく素敵で、学生の頃のわたしは絶対に弾きたいと想いながら練習しましたが、思ったより難しいんです。ぱっと聴いた感じよりもずっと。

想像の5倍くらい難易度高かった

難しさを例えてお伝えするのは難しいですが・・・FFでいえばビックブリッヂの死闘よりは難しかったです。
クラシック音楽で言えばベートーヴェンのソナタくらいの難易度?うーん・・・

途中、3つくらいメロディラインが同時進行するのですが、普通に考えて手は2本ですからね。3つ同時進行とか頭イカれてますね。
そんなアホなことやるのはリストかショパンくらいなものかと思ってましたよ!くそーー!!でもいい曲ーー!くそーーー!!!
・・・とか嘆いてます。

和音って弾くのに神経使うんです。
昔、ピアノの先生に和音を弾く時は「指を添えて、同時にストンと落とす」と言われていましたが、それを5分弱最初から最後までずっとやるわけですからそりゃあもう・・・。

最後は聴き手を考えながら調整など

これだけ弾く側は神経使う曲になりますが、聴く側はというと真剣に聞きすぎない方がいいかもしれません。クラシック音楽などって、正直何も前提ない状態で聴いてると眠くなってくるじゃないですか。あれです。
でも逆に言えば聴いてて気持ちがいいからとも言えるわけでして、お仕事しながらやティータイムなんかのバックグラウンドに流れているとちょうどよき雰囲気なのかなと。

録音後、音のバランスを整える「マスタリング」というものをやるのですが、今回はすごく悩んだんです。
ピアノで聴かせる楽曲なので、おそらくヘッドフォンや静かなところでスピーカーで聴くことを前提とするならば、音をほとんどそのままにした方が強弱の揺れを感じて心地よきなことも考えました。
ただ、今どきの音楽を聴く環境ってほとんどこんな事ないと思うんです。
ましてやTwitterやYouTubeが前提となっているのだから、あるとすれば電車内など多少なりとも雑音の下の環境か、お仕事や勉強などの作業しながらかなぁと。

そうなると多少の強弱なんかよりも音圧を全体的に上げて、スマホや多少の雑音がある中でも聴きやすくした方が良かろうなのだという判断になり、今の形になりました。
なので、普通にスマホなどで聴いてもらう感じがよきと思います。

時々でいいから、思い出してください

・・・と、長々と書いてしまいましたが、完成形が大した曲でない場合でも実はこうやって裏に想いが詰まっているのがDTMだったりします。
こういった曲の中だけに詰め込めきれない溢れた想いについては、これからの曲や過去の曲についても少しずつ触れたいです。
そして、毎回見ると情報過多になると思うので、気になる曲があったりした場合のみでいいです。

時々でいいから、覗きにきてくれると嬉しい!

note始めたばかりで右も左も分からずですが、これから少しずつ充実させていくのがまず第一の目標!(まずはプロフィール書かないと)
ではでは。

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