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【NieR:Automata】Switch移植は成功か、失敗か。

お久しぶりです。前回もこの出だしから始まった気がする。季節の変わり目が物凄く弱く、何もやる気が起きない日々が続いておりましたがこれは紹介せねば!と思い私の記事の3つ目を上げたいと思います。
皆さんも体調には気をつけましょうね。

さて今回紹介させていただくのは2017年2月23日にPS4でリリースされた名作『NieR:Automata』そのSwitch移植版となる『NieR:Automata The End of YoRHa Edition』を紹介したいと思う。

はじめに

今回の記事はあくまでSwitch移植版の記事となる。画質にこだわりたいとか高解像度で遊びたい!という方にとってはニーズに合わない記事だと言うことは伝えておきたい。

先に結論を言ってしまうが今回の移植版、私は大成功だと思っている。

プレイ時間の目安としてはメインストーリーだけを遊ぶと約25〜30時間ほど、やり込み要素であるレベル上げや武器集め、サブクエストなどをやると約50時間ほどだろう。
筆者はまだ途中ではあるが30時間ほどプレイしてエンディングABCをクリアしている。また、過去にPS4版も遊んだことがある。
※エンディングについては後述

今回はそれらを端折ってなるべくオリジナル版との違いを紹介していきたい。

あらすじ

遠い未来。

突如侵略してきたエイリアン。
そして、彼らが繰り出す兵器「機械生命体」
圧倒的戦力を前に、人類は地球を追われ
月へと逃げ延びていた。

地球を奪還するために、
人類側はアンドロイド兵士による抵抗軍を組織。
さらに膠着した戦況を打破するため、
新型アンドロイドである戦闘用歩兵
「ヨルハ」部隊を投入する。

人のいない不毛の地で繰り広げられる
機械兵器とアンドロイドの熾烈な戦い。
やがてそれは、
知られざる真実の扉を開けてしまうこととなる……
NieR:Automata公式サイトより引用

ジャンル

ジャンルはアクションRPGである。しかし今作気をつけていただきたいのが多少のシューティング要素もある。
その多少のシューティング要素を多いと思うか、少ないと思うかは手に取って遊んでみたプレイヤー次第で認識が違うと思うので濁して伝えたことをお詫びしたい。
私の中では多くも少なくもないが、それをやらないといけない強制イベントは少しシンドいと感じた。

また、上記プレイ時間の話のくだりでエンディングABCと話したが今作はマルチエンディングとなっている。その数アルファベットでA〜Z、つまり26種類ものエンディングが存在している。とはいえメインストーリーに関わるのはA〜Eの5つのみで、F〜Zは重要な作戦を放棄してその場を立ち去った。や、○○を食べてしまって故障(事実上の死亡)したなどなのでやり込み要素程度に覚えておくといいだろう。

※またオリジナル版では後日有料コンテンツとして配信されたDLC「3C3C1D119440927」には追加ーーーーーーがーーーある。

オリジナル版との違い


3つの違いがあるので紹介していきたい。

①解像度及びフレームレート

今回の記事で特に気になっているであろうオリジナル版との違いだが、1番最初に来るのはやはりパフォーマンス面だろう。オリジナル版を一度でも触ったことがある人はわかるだろうが、あのド派手でスピーディなバトル、Switchで表現出来るの?!となるはずだ。少なくともSwitch版が発表された日は私も思い、手軽に遊べる嬉しさもある反面、同時に携帯ゲーム機で遊べるのか?という不安もあった。

Switch版発表当日に公式アカウントもこのように公表していた。
PS4との比較だが解像度は、

PS4の解像度は1600×900、
PS4 Proの解像度は1920×1080

と実はそんなに大差がないのだが発表当時引っかかった点はフレームレートのほうだ。
PS4/PS4 Pro共にフレームレートは60fps(正確には可変60fps)であり、Switch版は30fpsと半分も違うのだ。
フレームレートが2倍も違うとどうなるの?という方のためにざっくりながら説明するとフレームレートとは1秒間に映像処理が出来るコマ数である。つまり60fpsだと1秒間に60枚分の映像、30fpsだと1秒間に30枚分の映像を見せているということになる。
これを今作のようなアクションゲーム、ましてやオープンワールドでとなるとプレイヤーから見るバトルの派手さ、背景の作り込みが変わってくるのである。

背景の木々がフレームレートの都合上なくなっている。また、操作キャラである2B達がいる足元の
建物の表現に差が出ている。


そのため私は最初購入を渋った。いくら傑作と言えど流石に抵パフォーマンスではストレスが勝って楽しく遊べないだろうと思ったからだ。

……買っちゃった☆
発売日の翌日気づいたらポチッていた。しかもしっかりAmazonの特典付き

私が購入する決めてになったのはSNSでの各ユーザーの声と動画、そしてこちらのYouTubeチャンネルのPS4版とSwitch版との比較動画である。

先程上でも使用した比較画像はこちらの動画からお借りしたものだが、確かに差はあれど遊べないほどの差は出ていなかったのである。
またこちらの動画を見てもらうとわかるのだが、バトルのシーンも派手さは抑えめになってるとはいえ安定して30fpsを出しているのである。下の画像でPS4版と比較して見てもらうとわかるが30fpsを維持しているのは凄いことである。

青線がPS4で赤線がSwitch。PS4は60fpsだが演出が多いと処理が重くなるため60fpsから下回ることがある。一方でSwitchは安定して30fpsを維持している。

筆者である私もSwitch版を手に取って遊んでみたが本当にカクつきがなく、懸念していたバトルパートはテンポよく楽しめた。
常に動き続けている滝が画面に映り込むと流石に動きにカクつきは見られたが、それ以外は敵が大量に沸こうがカクつきは見られなかった。
携帯ゲーム機でこのフレームレートの維持は本当に凄いことである。

②有料DLCだった「3C3C1D119440927」が無料収録されている

DLC「3C3C1D119440927」がSwitch版ではなんと無料コンテンツとして収録されている。
内容としてはマップ3箇所に闘技場が配置され、各所をクリアすると3種類のコスチュームが手に入るというもの。あえて多く語りはしないが過去作をプレイしたプレイヤーならおっ!となるようなコスチューム3種類となっている。

③Switch版のみの無料DLC 「6C2P4A118680823」がある

「6C2P4A118680823」はオリジナル版やSteam版にはないDLCとなっており、内容はコスチューム6種とアクセサリー4種が収録されている。
また、関連作品の『NieR Re[in]carnation』からポッドスキン用に2種も用意されている。

※「6C2P4A118680823」のみMy Nintendo Storeから無料DLする必要があるので注意しよう。

NieR:Automata The End of YoRHa Edition公式サイトより引用
追加コスチュームは日本人好みの和装となっている。
世界観には合ってないような気もするが


おわりに

如何だっただろうか。今回は過去の記事とは打って変わってあくまでオリジナル版との違いをメインに紹介させていただいた。今作はただの移植ではなく携帯ゲーム機であるSwitchでもノンストレスで遊べるよう工夫され、Switch用に最適化されたゲーム技術の本気を見た気がした。

オリジナル版を一度遊んだプレイヤーでも携帯ゲーム機で遊べるのはかなり大きいのではないだろうか?今まで家に帰ってテレビやモニターを起動してゲーム機本体を起動してやっと遊んでいたのが、Switch用ソフトになったことで家だけでなく外出中や仕事の出張先などでも遊べるようになったのだ。
PS4を持ってなくて遊べなかったプレイヤーも遊べるようになった。何度でも言うが今作のSwitch版移植は間違いなく大成功と言っていいだろう。
気になった人は今すぐ買おう。そして共に地球を取り戻す物語を始めようではないか。




人類に栄光あれ

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