見出し画像

予備知識ゼロでバチェラー・ジャパン3シーズン1を見たからレポるよ

バチェラー自体は知っていた。ゆりやんのCMがやたらと目に入るのもあるが、周りの友達のほとんどが見ていたからである。この手の番組は超絶疎い私でも知ってるくらいなのだから、見たらハマるんだろうなーと思う反面、恋愛サバイバルなんて、どうせ描かれたシナリオを演じるバラエティ番組にすぎないだろうと謎の反骨精神で全力スルーしていた。あぁ、あいのりを毎週ワクワクしながら待っていた中学生の私はいずこに。

ソアリン目当てに平日有給をとってディズニーシーへ向かう長い電車の道中、アマゾンプライムで暇を潰そうと番組欄を見ていると、おススメ欄にはバチェラーが真っ先に表示される。あ、もうシーズン3なのね、フーン...と、いつものごとくスライド&スルーしようとしたが、ちょうど前日に会った友達が感慨深げに「バチェラー3...すごい良かった...」と漏らしていたのをふと思い出した。そんなに面白いのかバチェラーよ。たまたま今彼氏欲しい欲が最骨頂まで高まっていたのもあり、物は試しと見てみることに事にしたのが昨日の朝。エピソード1を身終えた感想を一言で


面白すぎんだろ。


舞浜駅に着くギリギリまで鑑賞し、今朝の通勤電車でも見た。昼休みにドトールに駆け込んで、ようやくエピソード1を見終えた。帰宅途中、スーパーで買い物をしながらラジオのように再びエピソード1を聴き返し、いてもたってもいられず感想レポを書き出した(←イマココ)

初めてのソアリンも相当良くて泣いたが、その感動の余韻を忘れかけるくらい、私は今バチェラーとバチェラーをめぐる女性の今後行く末が気になって気になって仕方がない。

さて、このバチェラー、男前で貿易会社を経営してる自他共に認めるいわゆるハイスペという人種。父が医者、留学で培ったフランス語はベラベラ、趣味はゴルフ。さっしー(司会の指原莉乃)が港区みが強いと言ってたが、まさにそんな感じ。このハイスペを女どもがあの手この手で獲りあうのが番組の趣旨なんじゃろ...と思ってたが、ゴールがバチェラーに選ばれる(告白される?)ことなので多分合ってる。総勢20名の候補者女 たち、まぁ良くこんなに集めましたね、と言いたくなるくらい色んなタイプがいる。育ちも、ルックスも、職業も十人十色。キャラ被りしないように厳選されてるあたり、さんまの「恋のから騒ぎ」を思い出す。恋愛ドキュメンタリーといえば「あいのり」で時が止まっている私がまず抱いた感想がコチラ↓

女たちのメス感がハンパねえ!


漫画なら、背景に ギラギラって書かれてるくらいのギラつき。

今思えばあいのりのラブワゴンってヒッピー文化と似てる。世界を旅しながら真実の愛を見つける、まさにラブとピースだ。けどあれって、男女が同じ割合だから成立するよね。バチェラーの世界は、1人の男が複数の女からたった1人を自分の意思で選ぶ仕組み。選ばれた女はその瞬間、天にも昇る心地だろうが、そうでない残りの女は?嫉妬、羨望、傷ついた自尊心...大多数の女が身に覚えのある、もう二度と味わいたくないあの感情が脳をかすめる。その「選ばれなかった女」の烙印を押されないためには、他の19人の女を押さえてたった1つのイスに座らなければならない。しかも自分を含めた参加者全員が、ある程度自分に自信を持っている女だ。並以上の外見や愛嬌などを持った彼女らは普通に生活していればモテ人生を送れるのだろうが、あえてメディアのサバイバル婚活にチャレンジするあたり、野心家の一面も垣間見える。あいのりには時々「意気地なしの自分を変えたくて」的な女がいたが、そういう女はここでは戦えないだろう。男の保護欲を掻き立てるには有効なアピール方法かもしれないが、バチェラーになるような男は自立している女を好む傾向にありそうなので、まず自分から動かない事には話にならない。ちゃきや桃あたりを放り込んでみたい気はする。

あいのりのホワンとした雰囲気と打って変わってアダルティな香りのするバチェラー、エピソード1だけでもかなり見所がある。次回の記事ではエピソード1の感想を綴ります。というか今回それを書く予定だったのに、思わず熱が入り、まだエピソード1しか見ていない分際でバチェラーそのものについて語ってしまった。巷ではすでに完結したバチェラー・ジャパン3、私にとっては始まったばかり。あー、続きを早く見たいよう。

(TOP画像はAmazon.co.jpより拝借しました)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?