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学生時代の漫画たち #2『羽をもらった。』


漫画は消えるボールペンで1発書きだった。
間違えたら消したりはしていたけど、ネームや下書きはしない。ネタ帳すらなかった。
その日にあったことや思ったことを衝動的に描いていた。

人に見せるために漫画を描くならもっとちゃんとしたほうがよかったかもしれないが、自分の為に描いていたので別にそんな必要もなかった。
描きながら自分の気持ちを整理して、わりと整理できたと思ったら、描くのもなんだか面倒になり、雑になっていた。

この漫画もそのうちの一つで、最後の終わり方、描き方がなんてテキトーなんだろう。と自分で笑ってしまった。

とにかく大学で学べることが少なく(当時はそう思ってた。今思えばもう少し勉強していて欲しかったとわりと後悔もしている。)信頼できる教授がおらず、絶望していた。

そんな最中、縁があってインドのアート系ボランティアに行くことになり、そこから大学の外の人に会うことが多くなった。
外に行けば自分の為になることが沢山あることと、決まった枠の中で生きる窮屈さがより浮き彫りになるなぁと実感する様になった年だったと思う。
大学二年生の時だった。

信頼できる言葉と人を探しに行く旅に出た。

#エッセイ漫画 #イラスト #漫画 #日記 #学生 #絵  

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