映画「ゲゲゲの謎・鬼太郎誕生」の初見感想

あ、ありのままに今見ていたことを話すぜ…！キッズ向けの妖怪アニメを見ていると思っていたら、犬神家の一族が始まった…！

開始２０分くらいの感想がこれでした。
そしてそれ以降殺人事件が起こるたびに「い、…犬神家…？」と呟き、とってもハラハラドキドキ楽しみながら見てました。

これは大人向けのアニメなんですね(*´ω｀)よく見たら１６禁でしたｗｗ

水木のしたたかで、そこそこに狡猾なようでいて、何だかんだ情があって熱いところが、キャラクターとしてとても好きでした。水木って水木先生の事なのかな？と思いながら見ていたのですが、これは結局どうなんだろう？

あと、CVも嬉しかった。鬼太郎のパッパが！！関俊彦さん！！
あと、水木が！木内さん！！テニス王子様の忍足侑士！！！(๑•̀ㅂ•́)و✧
ティーンの頃に耳に馴染んだいいお声をたっぷり堪能致しました。

そして、物語が佳境に差し掛かったころ。

「犬神家の一族よりもメチャクチャベリーハードじゃん…(　ﾟдﾟ)」

という感想を抱きました。
主に沙代さんと時弥くん関連。余りにも凄惨すぎて、ちょっととても文字に起こせない…；；
遺言状残す、物語のキーになる翁に愛があったかどうかが犬神家との決定的な違いだな、と思いました。

時貞翁はラスボスの貫禄十分で、昭和の時代ならではの醜悪さや残酷さを煮詰めたようなキャラクターで…この令和の時代に、昭和のあのじっとりとした陰鬱さや残酷さを、鬼太郎というアニメ作品で味わえるとは思ってなかったです。

そんなラスボスを、水木が「あんた、つまんねぇよ！」と一蹴して決着をつける。

いやもう、お見事！！

見ていてこんなに夢中になれた映画は久しぶりです！
EDも素晴らしく、絵の一つ一つから、色んな事を推測して、「ああ…(´;ω;｀)」となってました。

これって続編もあるんでしょうか？
あるならとっても楽しみです！(´▽｀*)素敵な映画をありがとうございました！！