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心からの感謝

長年取っておいた年賀状と手紙を処分した。

風水的にもよくないというのを知り、感謝を込めて。

捨てる前に手紙を読み返した。
私が誰からも好かれないと思っていたときから、こんなにも愛を受け取っていたことにハッとして、心があたたかくなった。

私は小さい頃からずっと、自分なんかが、と思って他人と接してきた。

私なんかと仲良くしてくれてありがたい。
私なんかを好きになってくれてありがたい。
私なんか、私なんて。

それと同時に

私なんかの絵を見てくれてありがたい。
私なんかの絵を好きになってくれてありがたい。
これはもう、ありがたいどころか奇跡。
本当に、本当に感謝。

その気持ちが強かったおかげで、今、関わってくれている方々には心からありがたいし奇跡なんだと思ってる。そう思える心があることは誇りに思う。

愛されることが当たり前の感覚になっていたら、きっと心から感謝することはなかったかもしれない。

愛されてあたりまえ。

そう思えることは自分を愛するためには大切な心構えかもしれないけれど、私は、そうじゃない感覚も持っていて良かったと本気で思う。

今まで色んな嫌なこと、辛いこと、苦しいことはあったけど、すべてのことから何か一つは必ず学びがあった。それがあって、今の自分が出来上がったことに感謝している。

生かされている。
心の在り方は、何よりも大切にしたい。


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