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こころままに綴る

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こころままに綴る日常、想い、詩。
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#ひとりごと

起死回生

ほんの数ヶ月前 私は一度死んだのだと思う。 なにかをしたり、未来のことを考えようとしても…

取り留めもない

穏やかで優しい 包み込む透き通るみどり ただそこに在る 静かで穏やかな佇まい 心に流れる川…

オレンジ

透明なオレンジと澄んだ青が ちいさな天使たちと戯れて 羽が躍るたびにキラキラとした光が 頭…

心のどこかで見た 黄色い花が咲き乱れる広大な景色 希望に溢れたその景色が 風に揺れる金色の…

夜の鼓動

天使が音静まる あたりが黒く染まる それは柔らかくて 暖かくて 優しく覆い被さってくる …

夢の芽

私が私であることで 生み出される光たちは 透明な甘い香りになって あなたの心を通り抜け …

空気

甘くない透明 青く鈍い温度 灰色の水槽 霞む視界の中で微かに聞こえた 誰かの愛の歌 まずくて どうしようもないのに どうしてあたたかいのだろう

ここが海だった頃の記憶

日が暮れて世界が心を取り戻す かつてここが海だったというように あたりを海の色に染める …

忘れた

どうしてだろう なんでだろう ここはどこだろう 何しに来たの? 何をして欲しいの? 何を望ん…

だましだまし

投げやりだった自分に気づく 疲れ果てていた自分に気づく 自分を騙していた自分に気づく 魂の…

夢の中で

夢と現実が重なった世界に彼女はいた 人間でも死人でもない存在だった わたしが望めば静かに…

てるてる坊主

小さい頃はよくてるてる坊主を作った。 晴れて欲しい日の前日や 突然の大雨で庭から帰ってこ…

月の人

月の住人は静かに息をする 月の住人は遠く離れた青い地球に思いをはせる 月の住人は薄紫色に染…

蒼くて深い色に包まれる 決して揺らぐことのない穏やかな波 消えることのない魂の燈は黄金の光を放つ どこまでも突き進みたい心と どこか遠くへ逃げ出したい心 熱い情熱を持ちながら、酷く冷たく冷静でいる 蒼くて深い水面の上に私は立っている