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問題なのは、短所があることではなく

とある研究者さんの講演会に出席した時のこと。

その研究者さんが、
ホワイトボードに文字を書く時に、

「…僕、字が下手なんですよね…。
 お恥ずかしい」

と言いながら、恥ずかしそうに字を書き始めて、


その姿に、
ものすごく
きゅん🧡
としておりました。


(確かに上手な字ではなかったw)


その研究者さん、
その分野では超一流の方で、


というかそもそも、
東大に入学して、
今、世間から評価される研究成果あげている時点ですごいのに、


え。
そんなすごい人が、

「ボクは字が下手」

ってところにコンプレックス持っているの、

可愛すぎん?
反則では?

と、萌え萌えしておりました。


思わず思い出していたのが、
ひすいこたろうさんの、

「人は長所で尊敬され、短所で愛される」

というフレーズで。

(あ、「人は長所で信頼され、短所で愛される」だったかも)
(曖昧です)


「ゆる言語学ラジオ」Lineスタンプより
私が持っている全Lineスタンプの中で、最も汎用性が低いw


そういえば、
えぐいほど大人気のレペゼン地球(今はレペゼンフォックスでしたっけ?あれ?レペゼン地球に戻ったんでしたっけ?これも曖昧)
のNo.2のDJふぉいさんが、

クソほどイケメンなのに
運動音痴なのが

最高すぎる。
なにその反則なギャップ。
萌える。

ふぉいさんの場合は、自分で堂々と「運動音痴」って言っているので、コンプレックスではないのだろうけど。
そこもかっこいい。


長所と短所のギャップと言えば、
ゆる言語学ラジオのパーソナリティの水野さん、

ソシュールもチョムスキーも何でもござれなのに、
というか、言語学に限らず人文科学系の教養がエグい人なのに、

「タンパク質と、炭水化物って、
 どちらも同じ、た、から始まるから、区別つかないんですよね…」

と言っていたのが
愛おしすぎたし、
(水野さん、理科と家庭科の知識が壊滅している)
(壊滅にも程がある)


世界史のデータベース作って、
人類のケーススタディにアクセスできる状態作っちゃおうぜ、
というとんでもない理念をガチで実現させようとしている
株式会社COTENの深井さんが、
(コテンラジオ好き)

会社勤めをしていたときは
使えないポンコツ社員だった話も
ほんと好きだし。
(仕事どころか、飲み会の集金・会計ですらできなかったとか)
(深井さん、本当に優秀だけど、自分が興味ないこと1mgもできない人なんだよなぁ)
(そこが好き)


「人は長所で尊敬され、短所で愛される」

って、ほんとだな、と思ったのですが、


ただしこれ、

なにひとつ長所のないおじさんが(言い方)

字が下手だったら、

ただの字が下手なおじさん

で終わるわけです。


突き抜けた長所があるから、

短所が愛されポイントになる。


人って、自分の長所より、短所が目についちゃうから、
「短所を直そう」
という方向にどうしても動きがちなのですが、


短所って、どんなに大量のエネルギーを注いで、
MAX行っても、
「普通の人」
レベルまでしか行かないことがほとんどで。


それよりは、
短所は一回諦めて、
自分の長所を探して、そこを伸ばす方が、

はるかに少ないエネルギーで、
長所を強みに変えていける。

そして、強みがあれば、
周りの人も、

「あいつ、あの分野はポンコツだけど、
 あそこすごいから、
 あの分野できなくても、まぁ許そう」

とか、
長所が突き抜けるほど、

「あの人、あんな長所あるのに、
 あんな短所があるなんて、
 なんてチャーミング」

になりやすい。


というわけで、
問題は、

「短所がある」

ことではなく、

「長所がない(長所を伸ばす努力をしていない)」

ことなのではないかなと

最近思っておりました。


自分の長所を探して、
伸ばしていきたいと思います。


(ちなみに自分の長所って、
「無意識的にできること」の中にあることがほとんどなので、
自分で見つけづらいんですよね。
たくさんの人と交わって、他の人との対比の中から見つかることがほとんどと思います。
交わろう)

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