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【出品のお知らせ】Ah!Oh!展②


2022/05/08、
無事に「Ah!Oh!展」が終了しました。

まず、ご来場ありがとうございました!

京都市中京区のメディアショップが会場だったのですが素敵なスペースで展示させていただけて大変光栄でした。


青色が好きなので青色がテーマの展覧会に呼んでいただけてとても嬉しかったです。

同志社大学文学部美学芸術学科のディレクターの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

今回は、知り合いの方々だけでなく、
思いがけずフォロワーの方もいらしてくださって本当にありがたいことだなぁと思いました。

今回出品させていただいた作品は一点で、
〈bby blue〉(2022)
という作品でした。

マテリアルは
ランドセル、ランドセルのカゴ、なわとび、シール、匂いつき消しゴム(オレンジ、グレープ、青りんご、イチゴ、パイナップル)、れんらく帳、文房具屋のサービス券

(書き出してみたらウケるな〜)

この作品は、消しゴムの匂いを嗅いでいただけて、ノートの文字を消せる作品だったのですが

搬入した時の写真


搬出のため、
最終日に在廊するため訪れたら

5/8の2時過ぎくらい


もう文字が全部消えていました。
自分の作品に出会ってくれた方がたくさんいたのだなぁと感じて嬉しく思いました。

でも、

他人の手によって文字が全て消えた

消しカスだけが残されている

この作品の引き出しについた
人工的な果物のにおい

それらが私の中でもいろいろな考えを引き起こしたので、今回展示したことでまた制作について改めて考える機会になりました。


さて、改良することはあれどもうこの作品を今回の形で展示をすることは恐らくないので、展示の思い出を載せようと思います。
実行委員の方から聞いた会期中にあったことを話しますね。

私の作品は来場者の皆さんがランダムに文字を消してくれていたそうなのですが、

会期2日目に運営の方から送られてきた画像



来場者の中には
自分の名前の文字(たとえば、はるかの「は」)
を選んで消した方がいらっしゃったみたいで
そんな選び方がされることは全く予想してなかったので、めちゃくちゃ面白いなと思いました。

自分は会期中殆ど在廊できなかったのですが
私の知らないところで作品と自由に会話してくれた人がいるってなんてハッピーなんだろうな、とも同時に思いました。



長くなりましたが、Ah!Oh!展に参加できてとても楽しかったです。京都で再度展示できる機会をいただけたことも感謝しております。



次は6月に自分がキュレーションしている展覧会があるので、今回は来られなかった関東地方の方も是非お越しくださいませ!



さいとうえな

搬出の時に撮ってもらった作品とのチェキ

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