ゲロ

私の宇宙たちがちゃんと壊れるから意地悪な優しさで君のこと傷付けていたいな。
たった数万で簡単に手に入る快楽にお前は勝手に溺れていたらいいのに、それを私に押し付けるなんて心底気持ち悪くて反吐が出る。今日は偽物の私すら笑えないから君に抱きしめて欲しかっただけなのに、ここに1人みたいに孤独とにらめっこしてる。
こんなはずじゃなかった、を繰り返していたらまた灰色の空が迎えに来てしまった。

人はね、今日に満足しないと眠れないの。

君と手を繋いでこの部屋だけ、2人の世界だけでも時計の針を止めてみたかったね。
君の左肩をトントンと叩く時、ちゃんと私の目を見ていてね。愛は語らない、ただ君が好きなだけ。
押し潰された身体と心を悪魔が爆笑してるからまじでウザったい。ふつふつと湧いてくる感情を噛み砕いている朝。白い天井を文字が走って黒くなる。それを心地いいなって思えなきゃ生きてられない、息してらんない。
君にはわかんないよ、絶対。
別に君のことは書いてないし、これ。

一緒にいたかった。私のこと、もっと見て。
逆上がりが出来た日のこと。
運動会では走れなかった。
白のドレスとシルバーの靴、赤の浴衣。
いったりきたりする針。
ピンクの手紙を読みながら泣いていたら叱られちゃったから声を殺せるようになったの。

ねえ、お願い 「                     」

私が私自身と会話した文字たちに君たちが勝手に価値をつけて解釈してるだけなのに、なんでそんなに悲しそうな顔するの。悲しいのはこっちだよ全く。
心の棘を早く抜いて欲しかったのに世間様も人生様も君も、優しさだけをまた刺してくるから大嫌いで大好き。本当に気持ちが悪いんだね。
だから私が救ってあげる私を。それでいいそれがいい。
好きとか、愛してるとか、ずっととか、永遠とか、そんな保証のないものいらんから、救いたいなら最後まで殺してしまえばいい。
中途半端な優しさで中途半端に傷付けるなら手なんか差し伸べるなよ。この傷に包帯巻けないならぐちゃぐちゃにして殺してしまえばいい。
私をオカズにエゴで自慰行為すんなよ偽善者どもって思いながらその偽善に救われたりもするからきっしょい人生様!
脈略のない文章を本気で分かろうとする君たちが恐ろしくて好きだよ。何もわかんないでいいからただ幸せに笑って生きていてね。

私が私の悪魔にも死神にもなってあげるから、

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