縁の木通信(2023年9月号 No. 49)
こんにちは。縁の木です。
縁の木通信は、オンラインショップ焙煎処縁の木の『縁の木の味探し探検隊定期便』の中に入っているオーナーの白羽からのお手紙です。
2ヶ月後にnoteでもご紹介をしております。
おくらまえでの日々のはじまり
去年の日記を繰ると、お盆を過ぎて立秋が来たら夕方30℃を切り始めたとのこと。今年の異様な暑さとの長さ、動き出したさまざまなイベント、日ごとに増えるリアルの外出に皆さん消耗していると思います。そんな中、ゆるやかにプレオープンした「みんなのアトリエおくらまえ」。
「御蔵前」は江戸時代、幕府の米蔵だったこの地域が蔵前と呼ばれるようになった頃の呼び名です。さっそく蒸留のワークショップやプログラミングイベントを開催し、アットホームな空間を創り始めています。みんなの笑顔と興味、創意工夫が集まり、柔らかな空気が流れるスペース。
下町そぞろめぐりスタンプラリーでお越しいただいた方同士もさっそくお知り合いに。商品の企画開発も、興味を持ってくださるお客さまも共に語れる場がうまれつつあります。
正式オープンの11月までゆっくりと場を育てていきます。
今月の探検隊
どうせなら縁の木ならではのサブスクリプションを。」と去年から開始した定期便「味さがし探検隊」。今月は独特の香りが鼻をくすぐる人気の豆を選びました。
第1週は定番のサントスナンバー2をご用意しました。ブラジルの標準品、と軽視されがちな豆ですが、ナチュラルの甘みと香ばしさ、ブラジル豆になじんだ日本人の舌をほっとさせてくれるバランスの良い味を堪能することができます。今回はシティローストで甘味と柔らかい風味を楽しんでいただきます。
後半はペルーカフェオルキデアを久し振りにご用意しました。海の向こうからは、仕入れを担当してくださる豆乃木さんから、今年の収穫の便りが届き始めています。丹精込めて作られた無農薬有機栽培の豆はふっくらとしていてコクがあり、どの焙煎でもそれぞれの美味しさと特徴を生かすことができます。今年の入荷の便りは来年になると思いますが、楽しみにお待ちください。今回はミディアムローストで、スモモのような甘酸っぱさと発酵茶のような香りをお楽しみください。
出店ぞくぞく
おかげさまで九月末から出店・企画のお話をたくさん頂戴しました。9月30日は秋葉神社様のマルシェに参加、10月14日は東京駅、20日と21日は上野駅、二十五日は新橋駅での出店が決まっています。
物販、酒販など、KURAMAEモデルと縁の木のそれぞれの「得意」を見込まれてのお声掛け。総力挙げて臨みますので、ぜひお運びください。
編集後記
下町そぞろめぐりスタンプラリーがスタートしました。昨年よりも早い冊子の減り方や、お問い合わせの数に感謝するとともにわくわくしています。今年、初めていただいたご相談が「この冊子を使って社会科見学で蔵前を歩きたい」という中学校、高等学校からのお問い合わせ。子どもたちに何を伝え、何を感じてもらうのか。よく考えながらワークシートを作成中です。またご報告します(し)
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