モンテネグロから日本を思う(エニア話ではなく)

モンテネグロ、高速道路建設のために中国に借りた巨額ローンを返済出来ず、EUに肩代わりを求めていることが明らかに。
そもそもEUは、本案件で中国と契約しないよう同国に何度も忠告していましたが、同国がそれを押し切ったかたちとなっていました。
そもそもこの高速道路建設に関しては、2006年に仏企業が、2012年に米企業がそれぞれフィージビリティスタディを行い、両者とも実現は困難と結論づけていました(略)
(略)中国輸出入銀行が、モンテネグロの大学の経済学者を一斉に買収し(!)、別のフィージビリティスタディを実施して「実行可能」との結論を出し(調査内容は現在も非公開)、モ政府は中国と契約。
(略)
返済不能となった場合、同国は典型的な「債務の罠」に陥ります。
スリランカも2018年、中国への債務が返済出来ず、港のひとつが99年間にわたって中国国営企業の租借地となりましたが、モンテネグロと中国との契約にも同様の内容が含まれています。

これ、日本だけは大丈夫だとは思えない。
中国だったら、日本には、また別の目的で、別のアプローチをすると思う。
それで、学者、コメンテーター、政治家、官僚、企業人、各々が違ったアプローチを受けていると思う。

だって、ウイグルでの対応を見たら。。。


「沈黙は金」なんて言葉もあるけど。


なぜだか、最近ネットで読む話題は、身近な話題ほど皆雄弁で。。。火中の栗が他人のものならなおのこと。。。

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