フラグが立ったなと思うとき

 タイプ6は、安心・安全・安定を求める人です。
 タイプ6にとっては、安心・安全・安定が何より大事です。

 そんなタイプ6が、安心・安全・安定の危機を感じたときに口にする言葉があります。
「大丈夫」
です。

 この言葉を聞いたときに私は、「フラグが立ったな」と思います。

 例えば、
 けがをして思うように動けないタイプ6がいて、街を移動するとき、周りのみんなに一生懸命ついて行こうとしているのですが、つらそうで、周りも気を遣えばいいのに、気にしていなくて・・・、
 そんなときに、「スピードを落としたほうがいいですよね」と声をかけると、
 「大丈夫、大丈夫、平気です」なんて言葉が返ってきます。
 そんなときは、全然大丈夫じゃ無かったりします。

 例えば、
 仲間内のAさんとBさんがなぜか険悪になって、タイプ6のCさんが心配してAさんに「どうかしたの?」と聞いています。Aさんに心当たりはありません。Aさんも困っています。
 困っているAさんを見て、タイプ6のCさんは、
 「大丈夫だよ」とAさんに声をかけます。
 そんなときは、全然大丈夫じゃ無かったりします。

 タイプ6は、追い詰められれば追い詰められるほど、解決困難であれば困難なほど、「大丈夫」と言い始めます。
 その「大丈夫」に根拠はありません。
 そして、
 追い詰められれば追い詰められるほど、困難であれば困難であるほど、タイプ6は"本気で"「大丈夫」だと思い始めます。
 根拠無く自分をだまし始めます。

 タイプ6は、安心・安全・安定がとても大事な性格タイプです。そんなタイプ6にとって、安心・安全・安定が脅かされる状態は受け入れがたい恐怖です。そんなときに、タイプ6は偽りでも「安心感」「安全感」「安定感」を求め始めます。それが「大丈夫」という言葉なのです。
  当人は偽りとすら思っていません。本当に本気で「大丈夫」だと思っています。

 タイプ6の国、日本で言えば、第二次世界大戦末期、「日本は神国だから、神風が吹くので大丈夫」と言っていたのと同じ心理です。
 これは、ふざけて言っていたのではありません。本気で言っていたのです。

 ですから、私は、現在において、タイプ6の安部総理がトランプ大統領との関係で「大丈夫」と言う意味の発言をするたびに、ヒヤリとします。
 当人は本気で言っています。こういう状態を見ると、「フラグが立ったな」と思います。

 また、
 年金でも国防でも何でもいいのですが、日本の問題において、「大丈夫」と言う意味の発言を聞くたびに、私はヒヤリとします。その言葉を素直に信じることができません。
 当人は本気で言っているのです。でも、私は、こういう状態を見ると、「フラグが立ったな」と思います。

 タイプ6の「大丈夫」は要注意なのです。


参考
タイプ6の話をハッシュタグでまとめています。こちらでまとめて表示されます。

ちなみに・・・、
 タイプ1の国ドイツと比べると、違いが分かり易いです。タイプ1の国ドイツは、原発でも「大丈夫じゃない」「やめるべきだ!」で政策を変えますし、財政でも「大丈夫じゃない」「子孫に迷惑をかけるべきではない」で財政を黒字化しています。「べき」が行き過ぎて、他国にも「べき」を押し付けているきらいはあるのですが・・・。


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