経済が上向けば、経済が上向けば

より、

僕が大学生の頃はバブルだったんですよ。想像つかないかもしれないけど、日経平均株価が当時のレートで3万8,000円までいっていて。

山手線の内側の土地を全部売ると、アメリカ全土が買えたんですよ。その時点で、おかしいじゃないですか。でも、そういう時代だったんです。その時代って、何をしてもうまくいったんですね。例えば、2回連続で失敗したとしても、次に3連勝すればよく、それができたんですよ。なぜなら全員が上りのエスカレーターに乗っていたから。黙って立っていても上に上がる時代だったんですよ。

これを読みながら、その頃の日本人は、その国力を何に使って何を残したのだろうか? なんて考えてしまいました。

そういえば、地方に一億円をばらまいたという話があったような。
それが日本の「戦略」だったのでしょうか?

※『なぜ日本には戦術があっても戦略が無いのか?


デービッド・アトキンソン さんがこのようなことを言っていました。

より

今の日本では年金制度が崩壊寸前だから、改革しなくてはいけないという意見をよく耳にします。今の年金制度は制度として健全ではないので、制度自体を変えるべきだという考え方が、日本では多数派ではないかと思います。

しかし、分析をしてみると、年金制度の健全性と経済の健全性との間には、非常に強い関係があることがわかります。なかなか芳しくない日本経済の下、日本の年金が健全な状態にあるはずもないのです。

年金制度の健全性は制度の問題ではなく、経済の健全性次第だという分析ができるのであれば、年金制度をいじる前に、大元の経済を改善させていけば、制度自体は変えなくてもすみます。または、経済が改善しない場合に必要とされる改革より、軽く済むことも十分考えられます。


こういうのを読むと、最近言われている日本の国防も、経済の健全性を上げることがその一助になることが分かります。

ただね。
衰退する日本企業に日本人がしがみついて、新しい産業を、経済が上向くほどに育てていないように、
政治も、
自民党を支持し続けて、新しい形の政党を日本人は育てていないのですよね。
政治1.0のまま。たぶん自分の生き方も1.0のまま。
2.0には行かないのです。

それでも経済が上向ていれば問題ないのですが・・。

経済が上向けば問題ないのですが、隠れる問題もあって、隠れてしまえば、臭い物に蓋をして自分の世代ではやり過ごしてしまうのが日本人の欠点でもあって、そのような性質の自覚も必用だとは思っているのですけども。

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