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ノベルゲーム「ANIMA」メイキング

総コンAdvent Calendar 2023 15日目の記事です。

学祭に向けて初めて作ったノベルゲーム「ANIMA」のメイキングです。チームのまとめ役をやったのが初めてだったので、そういう人向けの記事になります。


構想とチームメンバー集め

4月の私は、11月の学祭に向けて何かチーム制作をしたいと思っていましたが、特に何か突出して得意なものがあるわけではありませんでした。
しかし、ティラノビルダーと呼ばれるプログラミング無しでノベルゲームをつくれるソフトの存在を知り、これでゲーム作れるのではと考えました。

まず、どんな話にするかの構想をざっくりと考えました。チームメンバーを集める時に、ノベルゲームというジャンルだけでなくどんな内容かも伝えれば興味を持ってもらいやすいと考えたからです。今回は序盤に動物を拾い、その動物についての話が展開していくという大枠の物語を考えました。

次に、チームメンバー集めです。とりあえず、イラスト班の友達に構想を話してみて良い感じの反応だったのでそこからパワポを作って募集しました。どれだけの人数が必要なのか載せると良いよとも言われたので、役割と人数、プロジェクトの進め方(オンライン中心)は明記しておきました。

チーム制作開始!

Discordにチーム専用のサーバーをつくり、そこに集まってもらいました。ノベルゲームに必要な役割はシナリオ、イラスト、音楽、実装です。1つ1つの役割が結構はっきりしているので、このチームでは早く役割分担が終わりました。

気をつけていたことは、1週間に1回の進捗報告会は絶対やろうということです。その時に、メンバーそれぞれが何をやっているのかをまとめておいて確認することです。チームがどこに動いていてそのためにメンバーは何をしているかは個人的に重要視してました。

今回はシナリオが3人なので3つの物語をプレイできるようにしました。ティラノビルダーには同時編集の機能はなかったので、GitHubとSoucetreeというサービスを使ってフォルダの同時編集ができるようにしました。これらは自分も詳しいわけではないので、教えるのに苦戦しました。

いざ学祭展示へ

私たちが作ったノベルゲームは全部終わるのに時間がかかるので、学祭では話の途中までやってもらうことにしました。来た人たちに紹介動画を見てもらうとのことでしたので、このチームでも紹介動画をつくって順番待ちをしている人が動画を見れるようにしました。

学祭1日目の展示で、途中でゲームを止める場所が分かりづらいとチームメンバーに言われたので、その日に急遽ゲームの途中までしかできないような作りにしたものを新しく作りました。サークルの展示そのものは子供から老人まで幅広く来ていたのが印象的でした。

このゲームは3つの動物に対してそれぞれの物語が展開するのですが、来た人たちがどの動物を選択するかは意外とばらけていました。またQRコードからブラウザゲームとしてプレイできるようにしていたので、体験してもらった後に勧めると読み取ってくれることが多かったです。

良かった点と悪かった点

良かった点は1つ1つの目標に対して、チーム全体が動けていたことかなと思ってます。例えば7月終わりまでに動物が拾うところまではプレイできるようにしようという目標をその都度決めていました。またメンバーの状況をまとめておいたのが、誰に仕事を頼むか悩む手間を無くしてくれました。

悪かった点は、展示でゲームをどんな見せ方にするか最後にまとめて決めてしまったことです。例えば来た人たちがどこまでプレイできるかの区切りを後から作るなど、対応が悪かったなと反省してます。また、ゲームに馴染みがない人だと体験でも終わりまでが長く感じるという問題もありました。

まとめ

制作チームのまとめ役としてのメイキングはこれで以上です。探り探りで半年ほどやりましたが壊滅的なことにはならず、終わってホッとしています。別の人がまとめ役をやる時の役に立てば良いなと思っております。自分も次にやる機会があれば活かしたいです。ありがとうございました。



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