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勇敢な桜の戦士たち
ラグビー日本代表とオーストラリア代表(通称ワラビーズ)のテストマッチが大分で行われました。
結果は23-32で敗戦。
この試合について、楕円球を愛するみなさまはどう感じたでしょうか?
わたしは悔しかったです。
勝てた試合でした。絶対に勝てたと思います。
後半34分、田村選手のPG成功で4点差と迫った直後、徳永選手のジャッカルから一気に攻撃へ展開。
そこまでは良かったけれど、ボールを持ったラファエレ選手が孤立してしまいました。サポート役のフィフィタ選手との呼吸が合っていなかったように思います。そしてノットリリースの反則。
その後、ワラビーズにダメ押しのトライを許してしまいました。
試合を通して、日本にはペナルティが目立ちました。そして、ルーズボールへの反応がワラビーズとはかなり差があったように感じます。
この9点差には、たくさんの重みが詰まっていて、まだまだ課題は山ほどあるのだと思いました。
ただ、オーストラリアとテストマッチが組める、ということ自体、日本の成長の表れではないでしょうか。
ラグビーでは、世界ランキングとは別に「ティア」という階層が存在します。
強さだけではなく、伝統や格式などを考慮され、各国がティア1からティア3のグループに分けられているのです。
今回のようなテストマッチは、通常は同一ティア内で行われることが基本とされています。
オーストラリアは強豪国とされるティア1、そして日本はその下のティア2のチーム。日本がティア1のナショナルチームとテストマッチを組むことは、容易ではないのです。
しかし、日本は19年のW杯でベスト8入りしたことを受けて、ティア1へ昇格するという報道が昨年ありました。
現時点で正式発表はないようなのですが、W杯で世界中のラグビーファンの眼にBRAVE BLOSSOMSの雄姿を焼き付けたことが評価されたのでしょう。
日本代表はいま、「事実上のティア1チーム」としての誇りを胸に、着実に強くなっています。
わたしは専門家ではありませんし、プレイしたこともない、ただのラグビー好きです。それでも、自分がラグビーを観始めときのことを思うと、日本がここまで世界と戦える日がくるなんて……と感慨深いのです。
6/26には伝説のドリームチームであるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ、7/3にはアイルランドとテストマッチをおこなった我らが日本代表。
11/6には、またアイルランドと戦います。
試合を重ねる度に、絶対に強くなる。伸び代しかない。
W杯フランス大会に向けたこれからの2年間が楽しみで仕方ないです。
勇敢な桜の戦士たちの成長を一緒に追いかけられる幸せを噛みしめつつ、これからも精一杯応援していこうと思います。
WE ARE BRAVE BLOSSOMS!!!
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