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英語の育ち方

日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字とたくさんの文字を使いますが、英語は大文字26文字+小文字26文字と文字の数は日本語に比べてとても少ないです。

よく英単語にカタカナで読みがふってありますが、それは日本語の音に無理やり当てはめているだけなんですよ!
(そんなこととは知らず、子ども用の図鑑にふってあるカタカナを参考に英単語読んでいたこともありました…💧)

英語には日本語には無い音、表現できない音がたくさんあるので、それがネイティブの人達に伝わりにくくなっている理由なんです。


英語のリズムを作る音

日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字とたくさんの文字を使う視覚的要素が多い視覚的言語に対し、英語は日本語よりもたくさんの音を使った聴覚的言語ということを以前学びました。


そんな日本語には馴染みのない音がたくさんの英語、どんなふうに構成されているのでしょうか。


■英語は日本語よりも複雑な音の集まり

英語は日本語と比べて、音の最小単位が小さいことが図から分かるかと思います。
では日本語とは違う音の単位について、ひとつずつ見ていきましょう。


■シラブル

シラブルとは単語の中の音の区切り(音節)を表します。
母音を中心とした音の集まりが1シラブルになり、単語は1シラブル以上で作られています。

赤丸で手を叩きながら声に出してみると、
シラブルの感覚が分かりやすいよ!

母音(a,i,u,e,o)は口を大きく動かすことで、子音よりも長く伸びる音を出すことができます。この音の長さと強弱や高低が組み合わさって、英語独特のリズムが生まれます。

シラブルの数は、基本的には母音の数(音)を頼りに数えます。
文字ではなく音なので、耳で判断するのが良いですが、視覚情報で慣れてしまっている大人には難しいですよね💧
そういう時はあやふやにせず、調べてみるのも、もちろん有りです!!


私がいつもお世話になっている
検索サイトはこちら↓

複数の単語を一括して検索することはできないけれど、区切り(節)も表示されるので、分かりやすいからおススメです。


■オンセット・ライム

とってもわかりにくい!!

と感じますよね・・・。
それで正解なんですよ。
日本語と全く違うから分かりにくいと思って当たり前なんです。(私も1回聞いただけでは全然わかりませんでした(汗))

この難しい『オンセット・ライム』を理解するためには、 アリタレーション(頭韻)・ライミング(脚韻)と呼ばれる韻を踏んだリズムにたくさん触れる経験必要になってきます。


■音素

音素とは言語を構成する音(英語)の最小音声単位のこと。

日本語は約24(5母音音素+16子音音素+3特殊音素)、英語は約44(20母音音素+24子音音素)の音素があります。
単語を形作っている文字の数は日本語より少ないのに、音の数が多いってなんか不思議な感じがしますよね・・・。
えっ、26音じゃないの⁉って(笑)


長くなってしまったのでここまで!

英語は日本語と扱う音も長さなども全く違っていることが、よくわかりました。シラブルやオンセット・ライムなど初めて聞く言葉もたくさん出てきたので、混乱してしまいそうですが、小さな音の集まりということだけ、覚えておいてくださいね。


最後まで読んでくれてありがとうございました。




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