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環境塾_5th in 東大

所用でオンラインでの参加となった第5回。社食は次回のお楽しみへ。
やはりリアルで無いとあの独特の緊張感・高揚感が薄いのは致し方ないな。

13:00-  スタジオ課題 エスキス アルゴリズムデザインラボ 重村先生
16:00-  環境塾は「窓」 YKK AP 清水先生、今野先生、平野先生

5/14は建築エネルギー計算でも最重要な「窓」中心に学んでいきます。

まず、聴講させて頂いているスタジオ課題は
ライノセラスクライメイトスタジオ で制作した課題を
学部生・院生の皆さんと重村先生がドキドキしながら横並びになり
(オンラインなのでイメージすw)
バッサバッサと切っ(もとい)丁寧に問題点改善を行う時間で、
それはそれでどうやってチューニングしていくのかが見られて面白く、
如何にリアルに忠実にモデリングを再現できるか?大事だなー、と。

たまほ先生の鋭いツッコミと先導がいつもながら凄い。

大屋根部と庇部を分けること、基礎立上り部分の検討も、と修正が次々に入る
たまほ先生のような実務者アドバイスって最強やな、、、と痛感 


さて、その後、環境塾スタート。

まずは、前回最後に塾生同士で話し合った内容の振り返りを。
(いつも並走下さる講師ラファエル設計神長さん、議事録感謝です!)

どんなことをしていきたいか?の課題整理等


楽しみにしていた、自分の中での課題も多い「窓」。
国内大手メーカー YKK AP の清水さんによる講義回です。

今回のお題


大前提となる開口部の定義

テキストとしてのお勧め本は、先週も前先生がご紹介くださった
コチラが最適かと。

1 仕様値
2 簡易的評価
3 計算値(WindEye)
4 自己適合宣言書

開口部の熱性能評価方法はこの4種類。(詳しく知らんかった・・・)
その中でも、③のWindEye値が最も良い。
仕様値には断熱パネル、真空ガラス等は無い等、注意点も教えて下さる。

開口部の評価方法は4種類、長期優良申請では組合せも可

日本サッシ協会技術情報、仕様値には断熱パネル、真空ガラス等は無い。
Uw値簡易評価、JIS A-2102-1を用いて計算式に入れて計算。
木製と樹脂製は同じ計算式??


一つずつの計算方法の解説など よく分かってなかったなー


途中でΨ値配慮とかされているかどうか?の質問をしたり

AGCさんの「TOP-G」窓ガラスの光熱性能計算ツール、
長期優良申請の時にどれを使うか迷ってしまうが、
そもそも4種類のどれでも良いことを知らんかったし
4種類バラバラの資料を提出していた事実に気が付く・・・💦

各社ツールでなかなか統一基準があるような無いような・・・
初めて知ることも多いが、使えそうなものはインプットしてく

そして、
本日のメインディッシュは「WindEye」ってことで、
環境塾恒例の最初から使ってみましょう講座開始ー!

事前に窓サイズを一覧化しておくのが効率化への第一歩

WindEyeで使用する窓のWxHはサッシWとH。
準備としては、見積書・業務カタログ、WxHの寸法を一覧課しておくと楽。

165=1690 13=1370 をカタログから数値をプロットしておく。

YKK APは板硝子協会に入っていない。
Uh計算のやり方、方針を決める。
ここまでやらないと、の自分の方針。

JISで計算法が細かく決まっているのです
同じ窓でも計算の仕方で数値が変わってくる

チャカチャカWindEye進めていく中で、プラスマイナス双方の意見が出る。

QPEXで入れて、、、、ηgとか出てきちゃう。
窓ごとにテンプレートしちゃうと凄まじい数になってきてしまうので、、、補助金は仕様値。
ηgを入れるのか?ηwを入れるのか?問題もある。
WindEyeでやると面倒くさくて・・・。
ガラス構成の中空層とか、ガラス構成総厚の打ち込みが面倒。。。等、

ご意見が多発!

ガラスの種類に圧倒されてしまう5000、とか笑、
操作性向上アンケートご協力のお願いがトップにあるので・・・
おすすめのオーソドックスな仕様を プラマードUについても。

YKK APさんによる省エネ性能計算ソフト

色々な意見が出ることは良いことだ。
改善の余地があるって素敵なことだ。
ほぼ完璧状態のものなんて滅多に存在しないのだ。


画面確認しながら、操作の流れをひとまず理解をしていく
ふとYさんやSさん木製窓スゴ数値が頭よぎる(6+Ar18+6+Ar18+6)


自分でもできそう!と思う内容、全数はなかなか時間かかるなぁ・・・



清水先生のご説明のおかげで、一通りWindEyeの一連は知ることができた!
(ありがとうございます!)

バトンはいつも笑顔で社食でもご一緒している平野先生に渡され、
YKK APさんのアピールタイムへ突入!


YKK AP = Yoshida Kogyo Kabushikikaisha Architectural Products の略


国内での樹脂窓主流、APWの変遷を学ぶ


APW330のスッキリスリム枠 見付54㎜が40㎜に!


おおっこのガラスは・・・!?


リサイクル状況説明 生産過程から脱炭素化へ企業責任


時代の節目におるんやなぁ・・・と少し実感


もう出てるんかと思ったら今年販売開始とな! YKK AP木製窓


神長さんによるK-WINDOWの説明も!
以前、ラファエル設計事務所で断面模型見せて頂いたのを思い出す


最後はQPEXを使って各社窓の数値差確認!


今回はオンライン参加、同志との切磋琢磨しつつ励む


後半は写真中心で、お届けしました第5回環境塾でしたが、
窓開口中心に学ぶことができました。

そして、
次回あたりから、ここまで学んできたインプットを用いて
今度は我ら塾生が何かする方向で動いていく感じです。

ちょこちょこ下書き保存しながら綴ってきましたが、
気がつけば、もう明日が第6回なのねん。

ちと気合い入れて、学びと実践をしていきましょ。

今回もお読み頂き、ありがとうございます!
ご意見、訂正、ご相談、コメント、シェア頂くと嬉しいです。

ではまた!!

埼玉県川越市を中心に、個人的なことから、一級建築士事務所maao、リノベーション会社80%、coworking & shareoffice ダイクマチ・ロッケンマチ、三輪駄菓子屋すいすいなどの情報を投稿させて頂きます!