メモ・メディアもひどいと思ったのでスシローの件を書いておく

3種の加害者

ネットメディアも含めてひどい状況だと感じたので、メモ

まずざっくりと、加害者は3種類要る
(a) スシローで悪ふざけをした人
(b) (a)について、広め、読者・視聴者の気分を害している人
(c) (b)にもとづき(a)および周辺を、非日常にひきづりこむ人たち

(a)が悪いのはともかく、それは結局は日本は法治国家であるから、司法が判断するのが正しい。

それに対して(b)(c)は、私刑と言える。

(b)はメディアを気取った扇動者だ。

(b)は、読者・視聴者の気分を害していながら、その責任を(a)に押し付けるということをしている。

実際に、読者・視聴者の気分を害したのは(b)だ。

衝撃的な映像やその静止画を表示したり、サムネイルに利用して、読者をひきこみ、気分を害しているのだから。

もし、(b)がいなければ、読者は気分を害しなかっただろう。

また、(b)は、ネットタトゥーを作ってしまったのは(a)だと断ずるが、これも(b)がまさに加担していることだ。

ネットタトゥーという傷口を広めている(b)がその責任を(a)にあるかのようにいうのはなんとも疑問で、ふざけた行為に見える。

(a)の犯罪を立証するためには、最初の1次ソースを提供拡散した人はそれをなさざるおえない。

しかし、それに続いた人たちは、そのソースの場所をしていするだけで本来よいはずで、それをサムネイルの画像に使う必要もなければ、ブログの画像に、動画に映像として表示する必要さえない。

(b)(c)は、正直に言えばネットを使った私刑・リンチだと考える。

スシローで、どのような行為がなされたかは、自身の声や音声合成で読み上げるなり、テキストで表示し、1次ソースを示すだけで十分かなう。

それ以上のことをしたということは、正義に酔ってリンチをしたようにしか見えないのよね。

少し具体例を変えよう

例えば、女性が強姦に襲われたとしよう。

犯人は(a)で、刑事事件となって司法で裁かれるわけだ。

さて、このとき、この事実をつまびらかにするためにそのまさに強姦がなされた映像や衝撃的なシーンをサムネイルにして情報を拡散し(a)を避難するのが(b)だ。

強姦シーンを放送するメディアがどこにいるだろうか?

そのほか

あと、不必要に過剰に話題に取り上げすぎているように感じる。

なぜ模倣犯をやる人達が絶えないのか、燃料をまいている(b)がいるからに他ならない。

そして(b)はうそぶく、こんな人たちが今後出ないようにするためにも(a)は厳罰に処すべきだと。

(a)がいかに悪いことをしたとしても、日本は私刑を建前としてもみとめない法治国家である。

ならば、(b)もまた悪人だと考える。

(a)のような人がいることを知り、多くの人が防備したり、あり方を考える程度に情報を伝達すればよい。その匙加減ができないのは、ただの愉快犯でしかない。

人は過ちを繰り返す?

いや、そもそも人は何も知らない状態から生まれてくる。いずれ時間がたてば、またこれらの事件を忘れた若者であふれてくるのは当然のことだ。

つまり、今回の(a)をつるし上げたところで、問題解決にならない。そういうことが理解できないというのが、頭の悪さを表しているように思う。

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