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「幸せ」は考えるもの?

先日ふとした話の流れから
「自分にとっての幸せって何なのか、いちいち考えなければいけないものなの?」
と尋ねられたことがありました。

「幸せ」とひと言でいっても、

美味しいものを食べて幸せ
大切な人と一緒にいて幸せ
欲しいものが手に入って幸せ
試験に受かって幸せ

など、特に考えることもなく「幸せ」と感じることは誰にでもあります。
けれどもそれらが満たされない場合、

美味しいものを食べてないし
好きな人はいないし
欲しいものを買えるお金はないし
試験は落ちるし、もう勉強はしたくないし

自分は何ひとつ思い通りにならなくて不幸だ、といきなり考え始めるようになります。

自分にとっての「幸せ」とは何か、どんな状況なのか、ということを考えることは目標を立てることと似ていて、
これがはっきりしていないと

Aさんが起業したと聞くと、自分も起業しなければと焦り
Bさんが資格を取ったと聞くと自分も取ったほうがいいのかもしれない、といきなり資格サイトをチェックしたり
Cさんが映えるカフェやスイーツをSNSにあげていたら、自分もそこに行ってみなければ、と行列に並んで人気のメニューを頼んでみたり

と、情報に惑わされて自分を見失ってしまいます。

身近なことだと、学歴、結婚や子どもの有無なども全く同じことです。

自分の心が求めるものはどんな生き方なのか。
自分で考え、取捨選択していくことができないと、ネット情報やSNSなど氾濫する偽情報に惑わされ、誰かや何かと比べて

「こんな自分はダメなのではないか」
「何で自分ばっかりうまくいかないだろう」

と、本来本当に自分がなりたい自分でなかったり、
それを望んでいないにも関わらず、みんなと同じでないこと、持っていないことに不安がり、自分は人と比べて劣っていたり、イケていないと思われたら嫌だ、不幸だ、となってしまうのです。

自分自身が心地よく生きていけるかどうか、
「これが私の幸せの形なのだ」
と人に左右されず信念を持ち、心の安定を保って生きることができてこそ
本当の幸せにを手に入れられるのです。

自分の幸せとは何か、をぜひ考えてみましょう。
そして全うできるように毎日を悔いなく生きましょう。

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