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救急現場でペースメーカをつけている傷病者に遭遇したら、、、。

シリーズ 救急隊の救急隊による救急隊のための心電図vol.16

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この記事を読めば救急現場でペースメーカについて悩まなくなります!

1救急現場でペースメーカを付けている傷病者に遭遇したら、、、。

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すぐにペースメーカ手帳を家族や本人から見せてもらいましょう!

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2 ペースメーカ手帳とは?

この手帳にはペースメーカの脈拍設定や装着するきっかけになった疾患、モード、メンテナンス病院など有益な情報が満載です。

下のページには脈拍の下限と上限が記載されています。

この方は60回から120回に脈拍が設定されています。

この数値を知ることでペースメーカが機能しているかしていないかを判断することができます。


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そして下の記載を見ると原因疾患が完全房室ブロックであることが分かります。

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3 DDDモードとは?

この方のペースメーカはDDDモードというモードになっています。

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二本のリードが心房と心室に挿入され、心房と心室を両方刺激します。

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つまりスパイクがP波とQRS波の前、両方に現れます。

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スパイクされていれば、P波とQRS波が確認できペースメーカが機能していることになります。

しかし、下の心電図のように、スパイク波は心電図に表示されないこともあります。

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つまりペースメーカ手帳から情報を得てモードを知ることで、ペースメーカがしっかりと動いているかを判断することが必要になってきます。

そして、救急現場で遭遇するほとんどがDDDモードです!

是非この機会にDDDモードという言葉を覚えて下さい♪

4 搬送先は?

ペースメーカ不全を起こしていた場合は、ペースメーカ手帳に記載されているメンテナンスをしている病院へ搬送して下さい!

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