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「全く違う問いから共通点が見つかる」ワールドカフェのおもしろさ

みなさんこんにちは。エンパブリックの瀬沼です。
今回は2023年3月1日に開催された「empublic Studioワールドカフェ」の様子をお伝えしたいと思います。

ワールドカフェとは?

「新しいアイデアは、堅苦しい会議より、カフェのような気楽な雰囲気の中で生まれる」
カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、様々な背景をもつ人たちとの会話を楽しみ、お互いをもっと知る交流と相互刺激からの創発を目的とした対話の手法です。​
アニータ・ブラウンとデイビッド・アイザックスが1995年に開発・提唱し、世界に普及しました。​少人数の会話の楽しさと多人数での運営の両立を目指したプログラムです。​

ワールドカフェの進め方イメージ

​エンパブリックでは「カフェ型トークをしよう!」というタイトルでワールドカフェによる交流の場の企画・運営セットを販売しています。

当日の問い

毎回今のスタジオの旬な問いを3つ選んで実施しているスタジオワールドカフェ。今回はこの3つの問いで話しました。

  1. いままで続いてきた文化や伝統の良いやめ方・閉じ方ってどなんだろう?(問いかけブレスト より)​

  2. ついネガティブになりがちな政治や政治家にもっとポジティブに関わるにはなにが必要だろう?(studio全体会より)​

  3. ​周りに人がいても孤独な人もいる。どんな時につながっていると実感できるのだろう?(孤独・孤立を考える対話ひろば より)​

どれもempublic Studioの他のセッションから出てきた問いですが、テーマの多様さや切り口の面白さは、いろいろなセッションにいろいろな立場・仕事・役割を持った人が参加しているempublic Studioならではだなと感じました。

問いの間にある「共通点」を参加者が繋ぐ

empublic Studioのワールドカフェでは最後にどの部屋でどんなことが話されたのか共有する時間を設けています。
毎回それぞれの問いが広がったり深まったりしていくなかで、同じ問いでも最初とは全く違う側面が見えてくるのが毎回のstudioワールドカフェの楽しみの一つでもありました。
しかし今回は、全く異なる問いだった3つの「共通点」が見えてきたのです。

参加者が同じだからこそ、問いを通して自分をふりかえり、経験を通して感じていることを言葉にする機会になっています。それを通して、別々のものだと思われていた問いに共通点が見出されていく過程もワールドカフェならではの楽しさでした。

具体的にどんな話がされたのか、共通点とは何だったのかは当日のアーカイブからご覧いただけます(スタジオメンバーアカウントでのログインが必要です)


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