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ユーモアと笑いの違いって?【Find the Questuion#54】
みなさんこんにちは。エンパブリックの瀬沼です。
今回はFind the Question第54回の様子をお届けしたいと思います。
エンパブリックでは10月に入り『大人のソーシャルスキルを考えよう』と題した連続講座を開催しています。
10月17日には「人づきあいや気持ちを 上手に扱う「技術」とは? ~ ビジネスや社会活動のための ソーシャルスキルと Social & Emotional Intelligence の基礎」を開催し、40名近くの方にご参加いただきました。
今回の講座はスタジオメンバーの方からの「ソーシャルスキルは大人にこそ必要なのでは?」という問題意識から生まれたものでした。
今回は講座の中で発せられた「ソーシャルスキルにはユーモアが大切」という言葉をふりかえってお手紙を頂いました。
10/17のソーシャルスキル講座編で、広石さんが「ソーシャルスキル」はユーモアが重要(?たしか。違っていたらすみません)とおっしゃっていたのですが、私は、自分がユーモアのセンスが全然ないので、ユーモアあふれる言動をするのがとても苦手です。
自分ではユーモアな発言をしたと思っていても、もしかしたら相手は不快に思うかもしれないし、無理に冗談や笑いを取ろうとして失礼なこと言ってしまう位だったら、普通にしていたほうがいいかなと思っています。
自分がユーモアを言えないことと関係しているかは分かりませんが、
自分は人を笑わせたり面白いことを言える・ユーモアがあると自負している人から、笑いを取るために、私の身体的特徴を面白おかしく揶揄されたり、
相手を落として笑いを取るような人がいるので、ユーモアがある、笑いが好き、という人は少し警戒してしまいます。
(実際に「ユーモアだから許してよ」と言われたことも過去にはあり…)
「ユーモア」と「笑い」の違いって何でしょう?
のぞみさんや皆さんはどう思いますか?
ソーシャルスキルは、技術として誰にでも身に着けられると思っていますが、「ユーモア」は先天的なものだったり、生育環境によったりするので、
誰でも身に着けることは難しいのではないかな?とモヤモヤしています。
みなさんは、ユーモアの語源を知っていますか?
今回ゲストでお越しいただいたタノシニアンの伴さんが調べたところ、以下のような意味だそうです。
ユーモアは、英語「humor」からの外来語。
「humor」は、「湿気」「体液」を意味するラテン語「フモール」に由来し、中世の医学用語として「ユーモア」の語は用いられていた。
中世の医学では、4種の体液「血液」「粘液」「胆汁」「黒胆汁」のバランスによって人間の気質が変化するという、体液学説の概念が重要視されていた。
ユーモアに変化を与えることで人の気質が変わり、笑いにも繋がることから、人の心を和ませるような洒落を意味するようになった。
最後にあるようにユーモアは「人の心を和ませるもの」
相手が不快に思っていたらそれはユーモアではなく、単なる相手を傷つける言葉になってしまいます。
ユーモアは自分が面白いと思っているものではなく、
「相手が」どう感じたかに主眼を置かれている言葉なのだと感じました。
一方で「笑い」というのは自分の主観が大きく影響するものなのかもしれません。
自分が面白いからといって、相手も同じように受け取ってもらえるものとは限らず、ユーモアは相手との関係性の中に生まれ、成り立つコミュニケーションなのかもしれません。
そう考えると、少し意識することでソーシャルスキルのように後天的に身に着けられる可能性もあるのではないかなと思いました。
第54回はこちらからお聴きいただけます
みなさんは、ユーモアと笑いの違いは何だと思いますか?
ぜひ皆さんのなかでユーモアに関するエピソードがあれば教えてください。
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