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場の主宰者になるのは楽しい?! ~育休後カフェ®・ファシリテーター講座ふりかえり会レポート①

2016年から始めている育休後カフェ®・ファシリテーター養成講座。
育休後コンサルタントの山口さんと一緒に、仕事と育児の両立について話す場を広げようと始め、先日11期の講座が終了しました。これまでに100名近い育休後カフェ・ファシリテーターの方が誕生し、各地で活動しています。

この講座は、
①動画による基礎知識の習得のための講座(育児と仕事に関わる基礎知識、ファシリテーションの基礎)
②キックオフ講座(カフェ体験&ファシリテーション体験講座)
③チームによる場の実践
④実践のふりかえり会
の4つから成り、始まりから終わりまで3~4カ月かかる講座です。
特に③のチームによる場の実践は、講座で初めて会った人とチームを組み、一緒に企画・広報・実践・ふりかえり・報告動画づくりをしていきます。
全体を通して、正直なところ容易い講座とは言えないものです。

しかし、最後の「ふりかえり会」は、いつも、
前向きなエネルギー
そして、
とてもハッピーなオーラがあふれています。
そして私自身も、毎回、みなさんのふりかえりを聞いて、とてもうれしい気持ちになります。
なんでこんなことになっているのか? をぜひお伝えしたく、「ふりかえり会」の様子を、スタッフ矢部が紹介します! 

まずはAさんのお話から。
Aさんは、山口さんの育休後カフェ®に参加したことがあり、「今後、地域の子育て広場などで仕事と育児について気軽に語り合えるサロンを開きたい」という動機で参加されました。

サロンを開きたい」となんとなく思ってもどう始めたらいいの?と躊躇しがちですが、Aさんは、講座中に講座の個人宿題(ミニカフェの開催または3人以上のインタビュー)として、地元の母親支援のNPO法人のイベントで、2回もミニカフェを実践してしまいました

講座を申し込んだときには、自分が2回もミニカフェもやって、実践カフェをチームでやって、さらに、(講座終了後の)明日も地元でのカフェを開催するとは想像もしなかったです。講座に参加して「きっかけ」を自分でも作ったし、みなさんにももらえたことが本当によかった!

ある意味、やらざるを得ない状態で乗り越えてみると、「できる」自分になっていることに、ご自身もびっくりされているようです。
また「とにかくチームでわいわいと言いながら企画をしたり、実践カフェをしたことが楽しかった」とのことで、何より「場の企画や運営が楽しかった」ということも、「これからも、カフェをやりたい!」となったのだと思います! 
仕事でもない、個人の活動は何よりも「楽しい」「自分がやりたい」という気持ちが一番ですね。

次は、数少ない男性参加者のBさんです。

一番印象的だったのは、参加者の方から、今の悩みだけでなく自然とキャリアについての話なども出てきて、皆さんとにかく「話をして、楽しくて満足」という状態で、帰って行ったことです。

また、その様子を見て、TVで見た話を思い出したそうです。
前向きな話をしたり、相手との話のキャッチボールがあると心理的な安全性が保たれてオキシトシンというホルモンがでて幸せな気持ちなる。これは科学的に証明されている

で、まさに、これって自分たちが実施したカフェの場だったんだと!
「答えを求めるのではなく、対話の中で幸せホルモンがでる環境を作り、幸せな気持ちになって帰ってもらう。これができる場にすごく意味があると改めて感じました。」と。

広石からは、幸せな気持ちになることは大事だが、それが逃げの場にならないように、前向きに何か行動や変化を起こすきっかけになるといいですねというアドバイスもありましたが、いずれにせよ「場の力」を実践体験から改めて感じられたようです。

続きは、こちらから


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