「しっぽのないマプ」⑤
ふたりは、いっしょにねがいのはなをさがすことにしました。
ひとりではこわかったよるのもりも、ふたりであるくとワクワクするぼうけんになりました。
あるきながら、ポナシとカルルはたくさんはなしました。
マプたちは、からだがやぶけるとガスがぬけてしぼんでしまうこと。
ガルルたちは、じつはとってもおくびょうで、ビックリするとすぐにかみついてしまうこと。
いつまでもはがはえないカルルは、みんなにあかちゃんあつかいされてしまうこと。
なかまにつれていってもらって、はじめてみたそらからのけしきのこと。
ところが、はなしにむちゅうになっていたポナシは、あしをすべらせておちてしまいました。
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