白秋も半ばを過ぎて ――20年代を生きのこるために(2022年1月6日追記)

2022年年頭にあたり、わが50代を生きていく2020年代というものに対するドグマを記しておきたいと思います。
なんでこんなことをわざわざ書くかというと、2021年末に思い至ったことがありまして、それは「この先定年を迎え、子供たちが巣立っていったなら、わたくしと社会とのつながりは本当に薄いものになる」ということ。社会とのつながりを失った高齢男性は自室で24時間テレビをつけっぱなしで、生死の境すら曖昧な余生を送ることになってしまう。さすがにその未来は受け入れがたいというものです。
というわけで、仕事でも家庭でもないつながりを、この10年弱で強化しようというのが大まかなストーリーになります。

わたくしの人生で一番大きなインパクトといえば、やはりマジック:ザ・ギャザリング界隈です。BC(before covid)時代はジャッジ業もなんとかやっておりましたが、さすがに寄る年波には勝てず、知識のアップデートもおぼつかず、キャリアの上積みも望めないとなると、ジャッジは引退やむなしかなぁ、といったところ。とは言えまだまだ足腰は丈夫だと自覚しているので、別の形で貢献しようかな、とは思っています。たとえばマジックフェストが復活の暁には、スタッフとして参加し、列整理やロジや会場案内など今までの経験を生かせる業務をできればいいな、などと考えている次第です。
マジックとの付き合い方は、「下手だけど楽しくプレイしてるおじさん」を目指します。まずはFNMに足しげく出られるようにしようか、などと考えてます。定年後は、自宅を改装してデュエルスペースにして、地域に根差した付き合い方ができればいいな、なんて妄想もはかどったりして。
わたくしには夢があります。2043年、マジック50周年記念式典になんらかの形でからむ、という夢が。その時わたくしは72歳、運がよければギリギリ健康年齢でいられるかと。そしてこのわたくし、運だけはいいのです。

(2022年1月6日追記)
マジック界でやりたいことがもう一つあって、それは「マ専をつくる」。
これは何かというと、昔切手収集をしていたころ、「日本切手専門カタログ」通称ニッセンというのが毎年出てまして、日本最初の切手、竜四十八文から当時最新のものまで、網羅的に掲載されてるカタログの本なんです。定常変種(シートの特定の位置だけに現れる印刷上の差異など)とか、戦時中に占領地域で使われた、偉い人のハンコが押されたやつとか、明治時代に外国の企業が私信用に使用されたと思われる切手とか、もう偏執的とすら言える網羅っぷりなんです。子供の頃、暇さえあれば読んでました。
そういうのをマジックのカードでも作りたい。そりゃ今はスマホでかざすだけでデータを調べられますけどね、一冊の本になっていていつでも手に取れるというのはやはりいいものだと思うんですよ。

もう一つ、会話型ロールプレイングゲームはわたくしの人格形成に、良きにつけ悪しきにつけ悪しきにつけ多大な影響を与えています。こちらもまぁ久しぶりに復帰勢してみようかな、などとも考えてはいます。
ただ、わたくしTRPG界隈に対してあまりにも不義理しすぎた。任されたことをほぼ放り投げるような形で逃げ出したり、マスターとしてまったく準備不足のセッションでプレイヤーたちを失望させたり。思い出すだけでうーってなっちゃう。
このわたくしがおめおめ界隈に戻ったとして、まぁ皆さんいい人たちばかりだから歓迎はされると思うのよね。そこにつけこむことに、わたくしの中で得心がいくかどうか。
でもまぁTVつけっぱじじいになって周りに迷惑をかけ続けるよりは、皆さんの善意にだっこさせてもらって楽しく生きたほうがまだマシだろ、とも思う。D&D、復帰しようと思います。

電源ゲームもやっていきます。ていうか2022年、やるべきゲームが多いので少し整理しなくては、というレベルです。
去年からやってるスパロボ30はそろそろエンディングなので、次は何をしようかな。
現在プレイ中 MTGアリーナ、ポケ森、ピクミンブルーム
2022年4月14日 十三機兵防衛圏(スイッチ版)
夏 モンスターハンターライズ:サンブレイク
実際問題としてプレイできるのはこれぐらいではないか、といったところ。

あとですね、今すぐやろうと思ってるのは「中国語学習」。和するにせよそうでないにせよ、お隣の超大国とは付き合わずに済ませるわけにはいかない。実際今の職場でも中国語をしゃべるひとがすごい多いので、せめて何言ってるのか聞き取れればかなりアドになるとも思うのよね。中国語のカードとかスラっと読めたらカッコ良いでしょ?

だいぶやるべきことが埋まってきました。要するに「生きるのヘタだけど楽しそうにしてるおじさん」で行きます。答え合わせは2031年4月11日!

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