私の大好きな医療ドラマ|グッド・ドクター 名医の条件
何回見ても飽きない私のgo-toドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』
ドラマに登場するセント・ボナヴェンチャー・ホスピタルを見るたび、毎回心が思春期の初恋のようにドキドキしてしまいます笑
(こんな綺麗な病院なら行くのも少しは楽しみになりそう!)
実は、グッド・ドクターの舞台はカルフォルニアのサンノゼという都市なのですが、撮影現場はまさかのカナダ!
この画像にあるモダンな建物も、カナダのサレーにあるSurrey City Hallという市役所なんです!!(市役所にしてもきれい笑)
グッド・ドクターの基本情報
『グッド・ドクター 名医の条件』は韓国の原作を元にリメイクされ、2017年9月25日からアメリカで放送されているメディカルドラマ。
現時点でシーズン6まで放送され、今年の4月には、本作品を放送しているテレビ局ABCがシーズン7の制作を決定。
ただ、現在も続いている全米脚本家組合(WGA)のストライキでシーズンの公開が遅れる可能性もあるとのことで、公式な公開日は決まっていません。
あらすじ
フレディ・ハイモア演じる主人公ショーン・マーフィーは、天才的な能力を持つ、自閉症とサヴァン症候群を患う外科研修医。
ある日、外科医としての能力をグラスマン院長に買われ、たくさんの反対を乗り越えてセント・ボナベンチャー病院で働くことに。
並外れた記憶力と空間認識能力を活かして、原因不明な病状や様々な手術でも活躍し始めるが、人との基本的なコミュニケーションが苦手なショーンは技術以外の面で苦労する。
また、アパートのお隣さんで気分屋のリアに恋をし、今まであきらめていた恋にも奮闘するショーンは人としても外科医としても少しづつ成長していく。
劇中ではリアルなオペ現場が描かれていますが、実は現役の看護師が俳優たちにまざって本物のオペのように演技しています。
制作陣がこだわったおかげで、医療現場のリアルが忠実に再現されています。
恥ずかしい話、ドラマを見る前の自分は自閉症という言葉を知っているくらいでどういうものなのかよくわかっていませんでした。
そもそも、自閉症の方と接したこともなければ、そういう知り合いもいなかったので、自閉症と聞いてもものすごく他人事に感じていました。
ただ、このドラマのおかげで、社会的に偏見を持たれてしまう人たちも自分たちと同じように仕事に打ち込んだり、愛されたり、尊重されたいと思っているし、自分たちと同じように悩んで、傷ついて、幸せを感じて、答えを探して生きているんだってことに気付かされました。
それだけでなく、ショーンの周りにいる人もそれぞれ彼から学んで考えて少しづつ変化していく過程も見ていて心が動きます。
やっぱり人はどんな人も幸せになるために成長しながら生きているってことで、自分も励まされてます!
大好きなキャラクターたち
キャストはほぼ全員大好きすぎて選べませんが、特に推してるのが同期のクレア!
小柄でコロっとした見た目で、幸せそうな笑顔が最高にかわいい!
彼女も彼女でたくさんの問題を抱えてますが、たくさんの苦労を経験してきたクレアだからこそ、人を労わる温かい心と不器用ながらも精一杯生きる彼女の姿に心折れます!
主人公のショーンも、最初は行動がぶっ飛びすぎて「なんでそうなるんだよ!」と心の中で叫びながら見てましたが、少しづつ彼なりに人と協調しようとするその姿を見て「ショーン!!!🥺」と保護者のように成長を見守ってました笑
そしてなにより、フレディ演技うますぎん?笑
自閉症の説明なんて一語もいらないくらい、といっても過言じゃないくらい彼の演技が絶妙でリアル!
独特の体の動きだったり喋り方だったり、さすが演技派といわれるだけあるなと思うほどの忠実さ。
ショーンのお隣さんのリアも美人とかわいさのミックスで、見てるだけで虜になる!
リアの性格的にはあんまり好きじゃないって人が多いかもしれないですが、個人的には遠回りして素直になれなくて何がしたいかわからないリアも含めて、若さがゆえの人間らしさでいいなと思います。
こう見えてやり手のエンジニア。理系の女性、カッコ良すぎます、、。
理系の女性といえば、研修医として優秀だが性格がキツくて嫌われ役になることが多々あるモーガン。
患者に思いやりと共感で向き合うクレアとは反対に、人の感情より結果や見え方、自分の損得を重視し、上から目線で毒舌を放つ彼女は周りの同期から煙たがられてしまう役どころ。
ただ、鉄のガードを張っている彼女の内側で静かに燃える外科医としての正義感を見ていると、やっぱり応援したくなっちゃうんですよね笑
私が女性として一番憧れるのが主任外科医のリム!
アメリカでは、まだまだ白人男性が有利に生きやすい社会なので、アジア人や女性だというだけでキャリア的に不利になってしまうことも。
そんな境遇もはねのけて出世の階段を登り詰めてきたリムはバリバリのキャリアウーマンで個人的にものすごく尊敬してます。
バーボンが大好きで、レザージャケットにバイクも乗り回しちゃうような男性にも勝るリム、、、憧れます、、、
最後に、ショーンの上司で指導医のメレンデス。
メレンデスの頼しさと貫禄も存在感強くてかっこいいし、手術着からもわかるくらいに鍛え上げられた筋肉も片方だけ口角が上がる笑い方もなにもかも魅力的で目が離せません笑
とにかく、、、タイプでタイプでしょうがないんです笑
ドラマの裏側
グッド・ドクターがアメリカに輸入制作されたきっかけは、エグゼクティブ・プロデューサーのダニエル・デイ・キムが韓国の原作を見て、プロダクション権利を買い取ったのが始まり。
シーズン2後半で出演も果たしている彼は、グッド・ドクターをアメリカで制作した理由はショーンにあると言う。
今のドラマは自分の足を引っ張るような形のものが多いが、ショーンは生まれながらの困難を乗り越えようとしているし、自分もその姿に応援したくなるとも話している。
ショーンと同期のクレア・ブラウン役を演じたアントニア・トーマスは、グッド・ドクターの制作初期にはなんと別のドラマを掛け持ちしていたとのこと。
その名も、イギリスのラブコメドラマ『恋愛後遺症(Lovesick)』
当時、友達と金曜日の飲み会をしていたアントニアにプロデューサーから電話が来て、そのまま土曜日の朝にオーディションに行ったそう。
準備するのに数時間しかなかったのはもちろんのこと、アントニアはもともとイギリス人のため、オーディションのために医療専門用語をアメリカ英語で覚えなければいけなかったらしい。
劇中ではふつうにアメリカ英語をしゃべってたので、イギリス人だなんて全く思いませんでした笑
同じくイギリス出身の役者といえば、主人公ショーンを演じたフレディ・ハイモア。
彼もグッド・ドクターのプロダクションに携わる前は、別のドラマ『BATES MOTEL/ベイツ・モーテル』を撮影していたとのこと。
ちょうどベイツ・モーテルの撮影が終了してからほんの数時間のうちにショーン役を引き受けるかどうか決めなければいけなかったらしい。
しかも、ベイツ・モーテルの撮影終了からグッド・ドクターの最初のエピソードを撮影するまでの時間はたったの3日間。
3日間だけでしっかり役作りできるなんて、さすがプロ、、、。
メレンデス役を演じたニコラス・ゴンザレスの家族は、実は医者一家。
お父さんと兄弟揃って外科医で、役作りにも協力してもらっていたんです!
あんなにルックスも色気もあって、キャリアもあって、家族も医者なんて、ゴンザレス一家すごいですね、、笑
その他にも、実は現実世界のカップルがドラマ上でも共演しているんです!
まず最初のカップルがグラスマン院長と新妻のデビー。
彼らは、現実世界でも夫婦なんだとか!
グラスマン役のリチャード・シフはデビー役のシーラ・ケリーを今も溺愛してるらしく、こんな夫婦うらやましすぎる!!
他にも、ショーンの同期のアレックスと元妻のミアは現実世界では夫婦ですし、患者として一度だけ出演したケルシー・クレーンはメレンデス役のニコラスの妻だというし、、、
なんといっても、カップル出演はほっこりしますね笑
というわけで、グッド・ドクターの新シーズンが待ち遠しい!!!
みなさんもぜひぜひ見てみてください!
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