科学者と倫理と誘惑

部屋となんとかとかんとか…いや、そんな軽いノリじゃないんですけども^^;
 
ある実在の人物を題材とした映画が製作されて、制作国と日本で温度差が
あったのですが題材が題材だけにそうだろうなぁとは思っていましたけども
わたしは成果品の使用については人の道に外れているとは思いますけど
その人物が成果品を作ったことを非難するのは違うと思っています。
 
科学者に。
技術。
理論。
材料。
資金。
これらが揃っていて、成果品が起こす結果と倫理観を天秤にかけて
倫理観を重要視し成果品を作ろうとしないないなら、その科学者は
優秀な科学者とは言えないと思っているからです。
凡庸な科学者だと思います。
 
多分、というか現在から見てほぼ間違いなく。
世界で同時期に多くの優秀な科学者が、成果品は決して夢物語ではなく
技術・理論・材料・資金もしかしたらそれ以外にも、必要な条件が全て
揃っていたら、その人物(とその周辺)以外が成果品を作り上げていた
であろうことは間違いないのではないかと思うのです。

つまり、倫理観でその人物が作らなかったとしても大きな時間差は無く
誰かが結果を求めて作っていた。
 
そういう…広い視野での大きな流れが倫理観を見ないようにしていたのか。
もしくは、優秀な科学者というのはひたすら作り上げた理論を形に
することを望むのか。
 
創作でもありますよね。
似たような葛藤。
 

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