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会話体験設計

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会話体験の設計方法について、フレーム・キャラクター・シナリオの視点から事例を交えて書いていきます。
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2019年6月の記事一覧

ことばに「人格」をふりかける (会話体験をつくる vol.7)

昔、学校に強烈なキャラの先生がいた。 クラスのお調子者がよく先生のモノマネをしていて、めちゃくちゃおもしろかった。ご本人とモノマネの記憶が混ざるぐらいに。 でも、あれって何をマネしてたんだろう。 会話体験のキャラクター設計今回は、会話体験のキャラクター設計の話をしたい。 キャラクター。キャラクターってなんだろう?辞書にはこうある。 1. 性格。人格。その人の持ち味。「特異なキャラクターの持ち主」 2. 小説・劇・映画などの登場人物。「キャラクターの設定がうまい」 3

言葉のキャッチボールを考える (会話体験をつくる vol.6)

ひとくちに「会話」と言っても、そのなかには、おもしろい会話とつまらない会話がある。 おもしろい会話ってなんだろう……。 今回はそんなお話。 シナリオ設計とはシナリオ設計とは、ユーザーとロボットとの言葉のキャッチボールを考えること。 おもしろい会話を設計するうえで、この「キャッチボール」を考えることがとても大切だ。ここをしっかり作らないと体験がポンコツになってしまう。 言葉のキャッチボールの考え方基本は、相手に「質問」を投げかけることで、会話が展開していく。 質問の