お菓子のレシピになりきって日記を書く 5月20日(月)朝日記

ジャーナリングRPGというものに出会った。

こちらの記事のアーカイブ動画を見ながら、実際にゲームをプレイした。

物語の主人公になりきって、ルールにしたがって繰り出される質問に答えていく形で、日記を書く。
勝ち負けというよりは、その物語に没入して、自分でストーリーを紡いでいくのが面白い。

中には、主人公が人ではなく、"料理のレシピ"になりきる、というのもあって、日常では使わない頭の使い方をしたのがとても刺激的だった。

ちなみに私が"とあるお菓子のレシピ"(空想)になりきって書いた日記がこちら↓

<お菓子のレシピ>
パティシエたちは、日の出と共に目覚め、私の下ごしらえを始めた。
農夫たちが朝の仕事を終え、昼ごはんを取るまでの間の時間に食べられるように、早く作り始める必要があるからだ。
私は焼き上がってから少し冷めたくらいがちょうど美味しい。
冷ます時間も、私にとって必要不可欠なのだ。

<特性>
私は「バナナを細かくすりつぶしてまぜる」。腹にたまり、自然な甘さが出るからだ。
また、「あえて少し古くなった牛乳を入れる」。これは私が誕生した由来が、残り物を練り合わせたら偶然うまくできた、というエピソードだからだ。
「農夫の昼前のおやつに欠かせない」ものであり、「あえて冷めたものを食べるのがよい」とされている。
私の「戸棚のすみっこ」という名前にもあるように、たくさん作って残しておいても美味しいように作られているのだ。

<カート売り>
カートには、戸棚を置いて、包んだ私をディスプレイして売りたいらしい。
ある日、ちょうど農夫たちの休憩時間にカートに行列ができたところを新聞社に撮られ、「神出鬼没の焼き菓子屋現る」と話題になる。

みたいな感じ。
プレイ後に残る日記を、自分で読み直すのがまた趣深い。

ジャーナリングRPGの面白いところは、プレイの仕方を文章だけにとどめる必要がないというところ。絵を描く、ハーブティーを入れる、料理をつくる、なんていうものもあるらしい。

工夫すれば、ルールブックはnoteでも作れそうなので、めちゃくちゃ作ってみたい。

フライパンの気持ちになって1週間かけてプレイすると、いつのまにか自炊できている、とか?
実生活に溶け込むゲームを作ってみたい。

今日のおすすめ🌿
一見普通のホームページなんだけど、実は異変が散りばめられていて、その謎を解いていくと恐ろしい真実が…!という謎解きコンテンツ…らしい。
怖くてまだやってない。
最近、そういう日常と虚構の間が溶けていくようなものが流行ってて気になる。

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